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GMPとは?

GMPとは?

なぜ色は見えるのか?

「海が青い」と感じるには、海の色の光を目で感じ、脳で「これは青です」と感じて初めて、「この色は青い」ということを認識するのです。

 それでは、「光ってなに?」と言うことになるのですが、この「光」は電磁波という物の一種であって、物理の世界では「粒でもあるし、波でもある」と言うことになっている。これは、「光は粒の性質と波の性質の両方を合わせ持つ」ということとなる。

「色」は、光の「波」としての性質から出てくる現象の一つなんです。

「色」が違って見える原因は、「波長 λ」と言うものが関係している。この波長というものは、読んで字のごとく「波の長さ」のことなのです。
 光の場合、この波長の長さによって、その光の持つエネルギーが違ってきます。この光の持つエネルギーが違うことによって、「その光の色」が違ってくることになります。

 「色が違う=光の波長が違う」


実は目に見えている光というものは、たくさんある波長の光の中のうち、本当にわずかでしかないのです(可視光)。
 この他の波長の光(X線、紫外線、赤外線、マイクロ波)は私たちには、全く見えていないのです。


可視光は波長が長くなるにしたがって、紫→青→緑→黄→オレンジ→赤と徐々に変化していきます。たとえば、0.48μm位の波長の光が目に入ってくると、私たちはそれを「青い光」なんだと認識するのです。


夏のお肌の天敵である「紫外線」とは、「紫の外の波長」という意味でこの名前になり、冬によく聞く「赤外線」は、「赤の外の波長」という意味からこの名前が付いているんです。


「自分で光って見える色」とは?
自分で光る物の例を挙げてると、太陽、星、蛍光灯、テレビやパソコンのモニタなどがそうですね。あと、炎の色や蛍なんかも自分から光を出して色が見るものの一つです。
こういった物の色が見えるというのは、その物が私たちが見える色の波長の光を出しているということになるんです。つまり、テレビを見ていて青い画面になったら、それは波長0.48nmくらいの光が出ていて、赤い画面だったら、波長が0.7nmくらいの光が出ていると言う事になるんです。
 
太陽や蛍光灯の光は確かに透明なのはなぜか?
 答えは、「太陽や蛍光灯の光には、色んな波長の光が混ざっていて、光の世界では、全ての波長を混ぜると「透明」になっってしまうので、私たちの目には見えない。」と言うことなんです。


「光を反射して見える色」とは?
「赤いTシャツ」
まず、太陽から出た光がTシャツに当たります。このTシャツに当たった光は、Tシャツによって、ある特定の波長の光は反射されるのですが、他の波長の光はTシャツに吸収されてしまいます。

簡単に表現すると、「このTシャツは赤い光だけを反射させて、他の色の光を吸収してしまう。」と言うことなんです。それで、その反射された光を私たちが見ると、「このTシャツは赤だ!」と感じるのです。

緑の葉っぱは緑の色の光を反射していますし、青い海は青い光を反射し、赤いリンゴは赤い光を反射しているんです。そうなんです、そこにあるパソコンの色、机の色、椅子の色、床、天井などなど、身の回りにあって自分で光っていないもの全て、その物が反射した光を私たちは見ているんです。

実は、「その物が色を持っているのではなくて、その物はある色を強く反射していて、その色が見えている。」ということが言えるのです。そう、実は葉っぱは緑ではなく、緑の色の光を反射しているから、緑に見えている。リンゴは赤い色を持っているのではなくて、赤を反射して赤に見えているのです。


「光を吸収すると・・・」
夏の暑い日、黒いTシャツや黒い車など黒い物って、とっても熱くなってないですか?そうなんです、これこそが黒いTシャツが光を吸収している証拠なんです!「光は吸収されると、そのエネルギーは熱に変わるのです。



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