WORLD END　/　RESTART

２０代後半になり、そろそろ結婚ということも視野に入れ始めた。

でも、結婚というのにもお金が掛かる。
指輪、結婚式、披露宴、ハネムーン、新居・・・。
そういうことを考え出したらキリがないくらい。

私は２０歳のころ、タイトルの「１年間で１００万円貯金」を達成したことがある。
実家暮らしやから出来たわけやけど、掛け持ちもしていないアルバイトとしてはなかなかよくやった方やと思う。

それ以降は無理やったけど。笑

まずすべきことは、消費と浪費を見分けること。
無駄使いをなくすことが大事。

例えば毎日１本、缶ジュースを自販機で買うと、一ヶ月で３６００円。
年間で見ると４万円以上になる。
そのお金があれば、韓国旅行くらいなら行ける計算になる。

これを、飲み物は自宅から持参するなら０円に。
スーパーで買えば半分に抑えられる。

細かいように思えるけど、結局のところ小銭の使い方が命運を分ける。
数ヶ月、家計簿をつけるだけで、自分の無意識のお金の使い方を知ることが出来る。

ちなみに、タバコを一日１箱吸う人は一ヶ月で約１２０００円使う。
一年なら１５万近くなってしまう。
これは嗜好品やから、高いと思うか妥当と思うかは人それぞれやけど。

貯金できない！と自覚のある人は、給料日に月給の３割をまず先に抜いてしまうのがいい。
ネットバンクを持ってない人は開設して、そこに入れてしまう。
で、定期にする。
ネットバンクは地方銀行よりも金利がいいから。
無駄な手数料を払わないために、ＡＴＭの入出金手数料無料の銀行を選ぶといい。
定期にすることで、一定期間下ろすことも出来ない。
ネットの定期預金は１ヶ月からでも出来る。

浪費を抑えて生活し、残ったお金もネットバンクに移動させることで、余分に使うこともなくなる。
私のメインバンクはもはや住信ＳＢＩ銀行になってるけど、目的別口座を作れるのもポイント。
「１００万円貯金箱」という口座を作れば、達成率なども見られる。
そうなると俄然やる気も出る。


自分が何にお金を使うのか知れば、対策も練れる。
今の私の場合やと、交際費。
彼氏がいると、色々出かけるから、飲食代やら何やら増えていく。
でも、２人共貯金すると決めてしまえば、お金を掛けないデートを楽しむことも出来る。

カツカツの生活をしていたら楽しみもないので、たまには解禁して。
無駄を省くことで、使えるお金も増えるから。

そこそこ大きい金額の買い物をする時は、みんな多少慎重になるけど、無駄使いが生まれるのはそういうとこじゃない。

１００万円貯めるための一番の近道は収入を増やすことやけど、それは難しい。
だから支出を減らすことが大事になる。

ずっと同じ携帯の料金プランを見直すだけで、支出を減らすことも出来る。
外食の回数を減らすだけでもいい。
喫茶店に入る代わりに公園で缶コーヒーを飲んでもいい。
クレジットカードを１枚にすることで、ポイントの分散を防ぐことも出来る。

ちょっとのことで変わる。
そして、それはそれほど苦痛なことでもない。

逆に、欲しいものを買うためのお金にも使える。
貯金することで、大きな目的だって達成できる。
積もり積もれば車も買えるし、旅行も出来る。

月収にもよるけど、心がけ次第では１年でもっと貯める人もいるやろう。

さあ、１００万円で何をしよう？
まずはそこから。


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