カテゴリ:気になるもの
先月、ファーストサマーウイカさんの光る君へのトークショーに行ってきた。 NHKの「光る君へ」のイベント。 生ウイカさんは、テレビと同じく肌がツヤツヤでとにかく黒髪が美しかった。衣装もオリエンタルな雰囲気でお似合い。ウエストが細くて華奢! ものすごく姿勢が良くて、人に見られる立場というのもあるけれど、一段と高貴さを醸し出していた。 長い髪を後ろに払う仕草は近寄りがたさすら感じさせていたけど、話し始めると一転。 テレビ同様、関西弁まじりで「今日のメイク2時間かかってます」とか「大阪出身なんで、滋賀に足向けて寝られないんで北枕!」など気さくなトークを展開。 ※録音もメモもないため、意訳です※ 進行のアナウンサーさんなしでも全く問題なさそうなくらい、様々な問いかけにも盛り上がるように話題を広げていて、賢さと頭の回転の速さに驚かされた。 琵琶湖の水位が減っていて心配な話や県民にとって身近な存在である西川貴教さんのことを「西川のアニキ」と話題に出されるなど、全方位への気配りも感じた。 トークショーの前日、石山寺を訪れた後に坂本にも訪れ、穴太積み(滋賀の歴史と特色のある石垣の積み方)の職人さんがもうお一人しかおられないことを知った、というお話もしてくださった。 制作統括を務める内田ゆきさんも、ゆったりと穏やかな口調で大河ドラマの裏話をたくさんしてくださった。 平安当時の寝殿造や国風文化をきちんと専門家や文献から学び、建物のセットに関してもリアルにこだわっていることも話されていた。 敷き詰められた砂利に生える苔も再現とのこと。 文献が残ってないから自由度が高い大河と言われるけれど、実はそんなこともない、とも。 文化や伝統においては後継者不足による問題など、様々な困難がある中、大河ドラマでスポットを浴びたり機会を得たりすることで支援になるという側面もあるのかもしれないなと個人的に感じた。 公共放送としてのNHKの矜持を感じせたエピソード。 細かい部分にまで注目してもらいたいと話されていた。 この先、紫式部にゆかりのある石山寺は思わぬ形で出てくるのでお楽しみにとのこと。 ちなみに、女性陣の長い髪は半がつらで頭頂の毛は自前。 人それぞれに前髪の形にこだわっているのでそこも注目とのこと。 6話から登場のウイカさん演じる清少納言は、ちょっとギザギザな感じにしたそう。 着物ももちろん、髪もめちゃくちゃ重いらしい。 身振り手振りだけでなく、椅子から立ち上がって、引っ張られる感じを再現。 1〜2時間の休憩では、再びつけるのも大変なので、外さずそのままでコンビニにも行くと笑って話していた。雅な買い出し! 建物もこだわり抜かれたセットで、建てたり壊したりの回数を減らすためにまとめ撮りをされていて役者さんは大変とのことだった。 まひろ役の吉高由里子さんは実年齢35歳だけれど、15歳のシーンでは「ほんと童!でも終わったらお姉さま」とその演技力に舌を巻いたというエピソードも披露。 吉高さんのインスタでも最近、セットの組み換えの話が出ていたはず。 紫式部と清少納言は、紫式部日記にもあるようにライバルのような友達ではないけれど特別な感情がある関係だと想像されていた。 ウイカさんは枕草子を読まれたそうで、「関西人ならわかるわかるってなる。今読んでもおもしろい」と共感されていた。 脚本家の大石静さんも制作統括の内田さんも、ウイカさんと対面してすぐ「清少納言!」となったそう。 清少納言は明るく、自己表現の強さがある人。 ウイカさん自身にそういうキャラクター性を感じたそう。 平安時代は白塗りでおなじみだけど、それだと視聴者がそこにフォーカスしてしまって感情が伝わらなくなるとのことでメイクはナチュラルを採用したらしい。 ロバート秋山さんもナチュラル?と話題に出ていて、そんな人もいたかもしれないと話は落ち着いていた。お一人だけこんがり肌だけど、世界観に違和感なく馴染んでいるのがさすが! 最後に一言との締めのタイミングでも「F4のライブ行きたい!」と雨夜の品定めシーンでの道長や公任たち藤原氏四人組について言及。 ウイカさん、ネットとの親和性が高めのようで、光る君へのハッシュタグの盛り上がりについても話題にされていた。 たくさんの魅力があるから「しがんで」と、関西弁で味わう的なニュアンスの言葉を滋賀と掛けてアピールされていて、気付いた人がどの程度いたのかはわからないけれど、サービス精神の塊のような人だと改めて感じさせられた。 これからますます盛り上がっていくはずの「光る君へ」。 裏話も伺って、これからの展開がさらに楽しみになった。 「定子様」への敬意にも言及されていて、ふーんと聞いてたけど、清少納言が仕える定子様って高畑充希さんらしい。 田中圭さんと共演の吸血鬼のドラマunknownで、ウイカさんも好演されてたなーと思い出した。 美人なヤンキーシングルマザー役。勝手なイメージとピッタリ。 ただ、実際は賢くて、セルフプロデュース能力の高い美しい人で、ギャップがおもしろくてファンになってまうやろ!って感じの人やった。 制作統括の内田さん、朝ドラのスカーレットも担当されていたそう。スカーレットも良かったもんなー。 等身大パネルも展示してあったのを見て、ウイカさん含め女性陣がみなさん小柄でビックリ! 男性陣も思ったほど背が高く感じなかったので、もしかしたら等身大ではなかったのかも、、、と今になって思う。 30、31日の大津でのイベントの衣装、ウイカさんのインスタにもアップされていた。 本当にお似合いでした! 光る君へもファンミーティングが3月に開催されるとの発表があり、すごい倍率になりそうな予感。 吉高由里子さんとファーストサマーウイカさんというおもしろトーク二大巨頭が揃って、柄本佑さん、町田啓太さん。 これはテレビ放送もされるはずなので楽しみ! 今日ついに6話の放送があって、ウイカさんのききょう役の反響もすごいみたいだけれど、まだ見られないのでネタバレを見ないように過ごしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.11 23:01:13
コメント(0) | コメントを書く
[気になるもの] カテゴリの最新記事
|