底堅いシンガポールリート　　高値から３％下の位置で推移

2020.03.07

肺炎コロナの拡大により世界のマーケットは大荒れとなっています

そんな中で安定感のある推移となっているのがシンガポールリートです。

シンガポールリート全体の平均では高値から３％下落した位置にあります。

世界中の指数が１０%から１５％下落していることを考えると踏ん張っていますね。

先週はＮＹ市場の大幅安の煽りで下落しましたがいち早く戻しました。

それには理由があります。　アメリカの利下げによって銀行預金の利回りが低下するであろう、
債権の利回りが低下するであろう。

資金は出来るだけリスクの少なく利回りの高いところへ流れます。

アジア圏で証券税制　税率無税で現時点でリスクが低いのはシンガポール市場です。
（シンガポールリートの平均利回りは６％あります）

香港も無税ですが、昨年のデモとコロナの影響で香港リートから投資家が逃げています。
その行き先がシンガポールリートです。

マレーシアも無税ですが、通貨不安と、市場の流動性に難がある。

中国の富裕層や香港の富裕層がシンガポールリートへ資金を断続的に入れています。

下記は　シンガポールリートインデックス　　リート２０社の平均指数です。

チャートを見ると一時的に落ちましたがすぐに戻して推移しています。