2001年８月 。世界が変わる前の事。

冬の旅行何処に行こうかな～と思っていて やはり後回しになっていたＮＹに行こうと思った。 飛行機を予約してホテルも予約すると １２月とまだ先のはずなのに予約を取るのに苦労した。 なんとか予約の取れたＮＹをとっても楽しみに 夏の終わりを楽しんでいた。 まさかあの日・・・。世界が一変するとは知らずに・・・。 ９月１１日いつものようにニュースステーションを見ながら ＮＹのガイドブックを眺めていると ＮＹのツインタワーで事故の一報が入った。 「えっ！ＮＹ？」 映像が切り替わるとツインタワーの一つから 煙が上がっていた。 まさにツインタワーの展望台の時間などを 調べている最中だった。 うそっ。こんな事故があっていいの！ その後テレビに釘付けになった。 この時はただの事故だと思っていた ところが数十分後、今度はもう一機が ツインタワーに激突したという一報が入り 全身に鳥肌が立ってしまった 「なぜ？何が起きたの？こんな偶然ってあるの？」 頭が真っ白になってしまった。 急遽の特番が入り仕事なんて関係なく 朝までテレビに釘付けだった。 途中ＮＹに行く事を話していた友達から 何本も電話が入り 「良かった！minnieちゃんまだ行っていなかったね。」 みんなに心配を掛けてしまった。 日を追うごとになぜこんな事が起きたのか 究明され、気分が重くなってきた。 さすがの私の両親も 今回のＮＹは見送りなさいと言って来た。 でも私はテロに負けたくなかった。 怖くないと言えば嘘になるけど 当初の予定通りＮＹに行く事を決意した。 ただ、予約していたノースウエストから 全日空に飛行機の予約だけは変えさせてもらった。 ８月に予約を取った時、全日空もＪＡＬも早くも満席と 言われていたのが嘘のように空席だらけになり 航空券の価格も激安になっていた・・・・。