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2007.03.28
テーマ：好きなクラシック(2326)
カテゴリ：minnieの日常茶飯事
 今日は初台にある新国立劇場で オペラ蝶々夫人を見てきたよ。 開始が１８時３０分・・・社会人にはちと早くてツライ時間。  仕事を終わらせてって言うか無理矢理終わらせ 飛び出してギリギリセーフ！ パスモが始まったのでスイカで新宿駅を出て そのまま京王新線に乗り換えもスイカでＯＫなのが 本当に便利になったな。 その分スイカのチャージこまめにしなきゃ。 蝶々夫人と言えば「ある晴れた日に」がものすごく有名だけど 実は私ストーリーをよく知らなかった。 席についてスタートまでの５分で慌てて購入した プログラムでストーリーをお勉強＆聴き所をチェック。 オペラ初心者だから全くの知識が無いので 開始までにもっと時間がほしかった！ケド・・・ 親切な事に字幕が出てくれた。 このオペラはイタリア語。 でも出演者のほとんどが日本人の設定。 簡単なストーリーは・・・ アメリカ海軍の中尉ピンカートンは本国に婚約者がいるのに 滞在中の日本で浅はかな考えで現地妻を持とうと考える 自分は日本に滞在中だけの妻と思って 仲介人にお金を払い妻を取るがその妻蝶々さんは そんな事は知らずピンカートンにひとめぼれして 喜んで結婚する。 私は世界一幸せな女と歌いながら嫁ぎ アメリカ人と結婚するからと改宗しキリスト教になった事で 親戚一同から絶縁されてしまう。 しかしピンカートンは本国に帰る時に また来るよと言いながら本国で婚約者と結婚する。 そんな事を知らない蝶々さんはずーっとピンカートンの 帰りをひたすら待つ・・・ そして３年後ピンカートンが再び日本に来たときに 蝶々さんに自分との子が出来ていた事を知る。 帰りを知った蝶々さんはお部屋をお花いっぱいにして ピンカートンを待つが・・・ ってなんだか私の説明ではかなりの説明不足なので・・・ 詳しい説明はこちらでどうぞ！ とにかく切なくて切なくて・・・ なんと大号泣してしまった！ 切ない歌詞に震えるような歌声。 やばい。オペラはまりそう・・・。 ２５分の休憩中には  シャンパンなんぞ気取って飲んでみたり・・・。 第二幕は何度も号泣してしまい 字幕が読めないほどになってしまった。 なんで男ってこういう事するんだろうな。 ピンカートンに殺意すら覚えた私（笑） しかも最後逃げて本国妻にケリつけさせるし・・・ ほんとどうしょもない男である。 オペラが終わってもすぐに座席を立つことが出来なかった。 目は真っ赤になっちゃったし興奮を冷ますために  こんなステキな新宿の夜景を見ながら オペラの余韻を楽しんだ。 どうやったらあんな声が出るんだろう。 人間ってすごい。 初めて見たオペラが蝶々夫人で良かった。 私が歌舞伎を好きになったのも高校の芸術観賞で見た 『燈台鬼』に感動してしまい面白いと思えたから。 今度アイーダが行なわれるらしいので 早速チケット入手しなきゃ！！！ オペラ最高！ ちなみに～日本人は聴いたら思わず涙しちゃう トゥーランドットも蝶々夫人と同じプッチーニ作曲らしい。 両方ともぐっと来る名曲だね～。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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