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カレーを食べてたらふいにアイスが食べたくなった私は、財布片手に最寄りのコンビニまで自転車を走らせた。
キコキコと軋むペダルに錆びてるなぁと思いつつもそのままキコキココンビニまで向かう。 コンビニに着くと自転車のサイドスタンドを立てて鍵は付けっぱなしにコンビニの扉を引いた。 一歩踏み出した瞬間に響く軽々しい電子音といらっしゃいませーという低くだるそうな男の声。 そんな無気力な店員の声を無視して私は即座にアイスクーラーの方へ移動する。 どれにしようかなー、モナカ上手いんだよなー、ソフトクリームもいいよなー、でも値段考えるとこれかなー、なんて思いながら結局粒粒イチゴ&バニラという言葉にそそられ爽にする。 お会計をしようと、踵つぶしたスニーカーをぺったんぺったんいわせながら選んだアイスを持ってレジへと向かう。 するとレジから離れていた店員さんが私に気づいてレジの前へと立った。 財布の中身とにらめっこしている私は店員さんに目も向けずに500円玉を置く。 「はい、374円のお釣りになります」 なんて言いながら私の手にお釣りを手渡す店員さん。 顔を上げた私は、ここでようやく店員さんの顔を見た。 「あ、」目を見開いて数回瞬きをする。「銀ちゃんっ?」少し声が上ずった。 「あ?お前、俺のこと知ってんの?」 いや~、銀さんそんな有名人だったなんて知らなかったわ。とだるそうな口調そのままに続ける銀ちゃん。 知ってるも何も、そこに置いてあるジャンプに載ってるよ、という言葉をぐっと飲み込む。 何となく、言ってはいけない言葉のような気がした。 そして私と銀ちゃんはこの出会いをきっかけに… と言う妄想をコンビニ内でしていた。 粒々苺&バニラの爽うます。店員さんは普通におばさんだった。 126円だったんだけど、506円だしたかったのに500円玉出した瞬間に「500円お預かりします」とか舐めとんのか。「あ、いいですか?」よくねぇよ。なのに「あ、はい、いいです」とか俺のチキンめ。 昨日の俺の夕飯レトルトのカレーだったから食いっぱぐれた俺はそれを朝食ったんだけどカレー食うとやけにアイス食いたくなるんだよね、ってことで1時間迷った末にアイス買いに行ったんだ。ってだけだ。 ではノシ ていうか俺文才ないな、死にたい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 13, 2010 11:19:34 AM
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