24日に発熱して、4日間連続、臥せっている。体温を測ると38℃以上になることがしばしばで、驚く。インフルエンザではなかったのが、幸いだった。25日に近くの病院へ行って薬を処方してもらったのだが、抗生物質が効かず、喉と口内炎の痛みに悩まされた。27日、再び病院へ行って違う抗生物質を処方してもらい、漸く痛みが軽減した。
うつらうつら寝ながら脳裏に思い浮かべたのは、正岡子規の日記「仰臥漫録」の文章だった。脊椎カリエスの患部が化膿し、激痛が走り、思わず子規は号泣する。さもありなん・・と思った。痛みの一番ひどかった昨日(26日)、明日になれば適切な薬が手に入るからと、それが大きな救いになった。しかし子規の頃は、カリエスに効く薬も、抗生物質も無かったのだから、苦しさが消えることは無かっただろう。わたし自身、今も、何かを飲み込む度に、口内炎と喉の痛みに悲鳴を上げているけれど、あの頃のことを考えたら、愚痴は言えないと思う。確実に、医学は進んでいるのだ・・・。
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最終更新日
2004年12月27日 20時53分51秒
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