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カテゴリ:スピリチュアル・エッセイ
●モヤモヤは目覚めのサイン。
夕刻はセミの声と秋の虫の声が、それぞれ頭上からと足元から聞こえてくるようになりました。 夏と秋のコラボレーション。 この季節の夕暮れどきがとても好きです。 みなさまは、いかがお過ごしでしょうか?
昨日9月11日は、東日本大震災から1年と半年となる日。 そして、アメリカで同時多発テロが起こった日でもあり、祈りがテーマの1日を過ごしました。 さまざまなシンクロが重なって、平和への祈りがあちこちで行われていることや、 見えない存在からもそれを応援され、承認されていることを感じることができました。
少なくとも私は、待ったなし、という印象を受けました。 あの日から、奥深いところで自分の作り変えが始まり、まだ変わり続けているようです。 何かのスイッチが入ったように感じている方は、きっと多いと思います。 何のスイッチかと言うと、それは目覚めのスイッチですよね。 内なる途方もない愛を覚醒させるための。
特定のキーワードとなる言葉を耳にすることによって、 失われていた記憶が一気によみがえったり、眠っていた能力が覚醒したりする場面がありますよね。 特定のキーワードは、ときには呪文だったり、誰かの名前だったり。 物語では、これが目覚めのスイッチとなります。
目覚めを促すキーワードやシチュエーションを、 各々がたましいの深い部分に宿して持っているように思います。
直面したときにこうしてはいられない、 私が何かしなくてはと駆り立てられるシチュエーションとか。 ときには苦しみや悲しみや怒りを伴うサインとして、体験することもあるでしょう。 けれども、きっとそれも自分のたましいに響かせるための目覚めのためのサインです。
自分自身がどのようなことで社会貢献していけばよいのか、 いったいどうすれば社会や宇宙に奉仕できるのかがわからないという方は、 きっとこのブログをお読みの方の中にもいらっしゃることでしょう。
以前よりも社会貢献についてずっと強く思うようになっていること、 今までと同じ生き方はできなくなっていると感じ始めていること。 実際に、どう生きたいのかと意志を問われ、 試されるような状況が起こっていること。 たとえ職場や環境を変えるタイミングを計りかねているとしても、 そうして次のステージに目が向いていることが、すでにスイッチが入っている証拠です。
やりがいを感じ、充足する生き方は、 「ワクワクすること」を追い求める先に存在しています。
それと同時に、大切にしているのが、どうして?という世の中への疑問です。 ワクワクというより、むしろモヤモヤでしょうか(笑)。
自分自身が本当にやりたいことをやろうと思うようになってから、 私が大事にしている感覚の一つが、このモヤモヤ。 世の中のことで気になること。 そのままにしてはおけない、と感じること。 その事柄と感情をつかまえることです。
なんだか気になること、 ちょっと心にひっかかること、 人によっては世間や人様に物申したくなるようなこと...。 それは、ときには、怒りや憤りを伴うことかもしれませんが、 怒りや悲しみといった感情、そしてこうすべき・これが正しいと思う思考のパターンは、 レイキのヒーリングによって手放すことができます。 (手順とコツさえ覚えてしまえば、とても簡単なことです)
こうあるべきだろうなどの「思考のパターン(思いこみ)」をヒーリングによって見つめ、受けとめ、 それらが去ると、 後には、よきも悪きもない、純粋な「気になる出来事」の姿だけが浮かび上がります。
人は誰もがそうせざるを得なかった、あるいはそうならざるを得なかったから、そうなっている。 その人の中では、精いっぱいやっていて、その現状である。 よかれと思ってやったことの結果の一つ。
自然に、その人(あるいは自分)がそうせざるを得なかった状況そのもの、 つまり「環境」に目が向くようになります。 それが鳥の目。神様の目。 物事を俯瞰する視点です。
つまり一つの家庭に起こっている問題も、本当は社会全体の問題であり、日本だけでなく、 世界中の人が抱える問題の縮図でありあらわれである。 特定の誰かが起こしている問題に思える行動も、 その人ひとりに起因することなど本当は何一つなくて、 その人の家族、先祖、その人の友人、その人を取り巻く社会の状況...、 それらの複合的な要因によって、 あらわれるべくしてあらわれた現象である。そのようにとらえられてきます。
でも、レイキの考え方を採用するなら、 みなに咎(とが)を与えるのではなく、 互いに愛を与えあうのが大円満への道です。
誰かへの非難や批判の代わりに、 現状に行きつくまでの目に見えない相手の背景に思いをはせ、 愛と理解の力を発揮する。 すると、 互いの行動の源にはすべて愛があり、 ただし愛から始まったものが、ねじれたり取り違えられたりした果てに、 愛とはほど遠い形のものに変化している場合があることを理解することができます。
どなたも一人ひとりがその人なりにがんばって生きている尊い存在で、 その内なる愛を認められ、間違いがあったならゆるされ、愛されるべき存在で、 私たちは愛によってすべてを癒せるし、そうしたいのです、と祈り願うことができます。
何かについて、 「ゆるがせにできないほど大切なことだと感じている自分」に気付かされます。 つまり、もっと過ごしやすい、もっと平和な、もっと安心して生きられる世の中であるために、 「世の中はこうあってほしい」と強く願うことや、 「自分が世の中のために働きかけることのできる領域」を知ることができるのです。
ですから、嫌われがちな「モヤモヤ」も「イライラ」も、 あながち厄介者というわけではないのですね。 むしろ、使命を携えたたましいが、 肉体の感覚を通して送ってくる目覚めのサインということもできるでしょう。
自分自身へ気付きのきっかけを与えてくれているサイン。 ピンチに見せかけたチャンス。 もしかすると他の人にとってはなんでもないようなことが、 あなたにとっては「気になる出来事」として感じられること。 それこそが、目覚めのサインなのです。 「気になる出来事」は、あなたに、あなたが理想としている人間の生き方や、在り方を教えてくれます。
「気になる出来事」との遭遇によって、 私たちは、自分自身が望んでいる「世界の姿」を明確にすることができるのです。
その先には、自分らしい社会貢献の道が見えています。
こと葉
※お知らせ※ ☆来週の週末9月22日・23日は内なる美徳を呼び起こすワークショップです。 受付は15日までとなっております。楽しくて、気付きと涙と笑いの2日間ですよ! 発アカヒーラーさんはもちろんのこと、 前知識なしで、どなたでもご参加いただけますのでぜひどうぞ!! http://www.hatsuga-reiki.jp/category/1284561.html
テーマは「痛みをケアするヒーリング」です。 10月は諸事情により、このクラスはお休みとなります。^^ リピーターのみなさま、申し訳ありません!! http://www.hatsuga-reiki.jp/category/1358222.html
☆今月末は、東京でのレイキティーチャーコースの研修日です。 年内の東京開催は、この日が最後かもしれません。 次は12月または1月となりそうです。 大阪では、12月に開催が決定しております。^^ すでにお申し込みくださったみなさま、ありがとうございます。 楽しみです!! http://www.hatsuga-reiki.jp/category/1265968.html
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