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レイキなエッセイスト矢尾こと葉がお届けする愛と笑いのメッセージ。【日記カフェ**ホトケとわたし**】

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2017/06/13
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●大切な子どもを守るために…。~思いやりと自尊心~

 
 
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こと葉です。

近所の幼稚園からは、

時折、若い男の先生の声も聞こえてきます。

最初は、「ああ、男性の先生もいるんだ」と驚きました。

きっと幼稚園教諭には、女性が多いというイメージがあったからですね。

でも近所にある別の幼稚園でも、

サッカーボールで遊ぶ園児たちと一緒に、

園庭で楽しそうにしている男性の先生を何度も見かけています。

勢い余って道路に蹴りだされたサッカーボール(しょっちゅうある)。

柵越しの先生に拾って渡すと丁寧なお礼を言われ、

「なあに~」と騒ぐ園児には、

「お姉さんが拾ってくれたからありがとうって言ったんだよ!」

と礼儀だけでなく妙齢の女性への配慮も教えてくれている…。

とムネアツです。

先生、思いやりをありがとう(笑)。





ところで、これが保育園となると話がまだ別で、

保育園の先生には男性はちょっと…という声があること、

よく報道で耳にしています。




我が子のお着替えをさせてほしくない、とか。

一部のお母さんやお父さんのご意見でしょうね。




万が一の性犯罪を気にしてのことだと思うと、

そう言いたくなる気持ちも理解できます。




性的に偏った嗜好を持つ人。

そんな人は世の中にいくらでもいると思いますが、

道義的・道徳的な抑制が効かずに、

非力な子どもがその犠牲になるのだけは、耐えられない。

その可能性は、たとえ小さくとも摘んでおきたい。

安心安全を望む性質の女性が、

幼い家族を守るためにそんな強い気持ちになることも、

ややかたくなで攻撃的な気持ちになることも、

想像に難くないです。

恐れから、人は怒るし、ヒステリックにもなってしまう。




でも、保育園という、

今私たちの社会から切実に求められている場において、

働き手として名乗りを上げて、

子どもたちとその親たちのために尽くそうとしている男性が、

肩身の狭い思いをしたり、いわれのない偏見にさらされることがあると思うと、

それはそれで看過できないことだと思うのです。

心からの愛の行いを、応援したいし、

その職務にふさわしい尊敬と感謝を受け取ってほしいとも思います。




親が女性が、疑心暗鬼になってしまうのは、

リスクがこわいから。

信頼しきれないから。

健全な警戒心はむしろ持っていた方がいいと思うけれど、

その上で、

見えない相手のことを思うのではなく、

目の前の人間同士しっかりと会話をして、

信頼関係を構築していくしかないのかなあと思います。

話し合いを持つ勇気、

心から互いを理解しあおうという心があれば、

疑心暗鬼という鬼は居場所を失っていくのではないかと思うのです。




とはいえ、

人間って、どんなにしっかりとして見える人でも、

ストレスがたまったところに魔が差すと、

何をしでかすかわからない。

普段のその人からは想像もつかないようなこともするかもしれない。

そういうもろさも弱さも含めて、人かなと思います。




だから、自分がお金を払うお客様で相手がサービス提供者だからとか、

自分がお世話をする人で相手はお世話される人だからとか、

そんな立ち位置は関係なく、

同じ世界の近い場所で生活している仲間として、

誰かがストレスを抱えているならお互いに軽減しあい、

助け合う気持ちをもってコミュニケーションするのが、

すべてのトラブルを回避する秘訣かなと。




使い古された言葉かもしれないけれど、

「思いやり」が、

私たちの世界を安全で優しいものにしてくれるのではないかと思うのです。




偏った性犯罪に走ってしまう人も、

思いやりをもって話を聴いてもらえた体験がその人にあったら、

その結果はきっと違っていると思うし、

これからの未来も変わりゆくと信じます。




子どもの保育に情熱のある男性が保育士の仕事を選択する自由があるのと同じように、

親がどんな保育園を選ぶかは自由だから、

男性保育士のいない保育園を選択するのも一つの方法です。

それが一番ストレスがなく、

人と争わずに笑顔で過ごせるなら。



待機児童の多い場所では、

預け先を選ぶなんてことは不可能だと、

思われるかもしれません。



でも、

子どもを預けたいと思える保育園がなかったから、

自ら作ってしまったという話を記事で読んだことがあります。



理想の子育てのための環境を求めて、

家族で島へ移住した人を知っています。


自分の店にベビーカーを置いて、

子連れ出勤で仕事をしていた人を知っています。



つまり、承服しかねる現状に甘んじる必要なんてなくて、

本当はなんだってできる。


望みをかなえながら、さまざまな人達と共生するために、

本当はいろんな方法があるはず。


本気で何かを望むなら、私たちはすごい力が出せるはず。




我が子の保育環境について、

男性保育士の存在に過敏な反応をしてしまう人の中には、

過去に何らかの傷ついた体験を持つ人もいることでしょう。



ストレスに感じていることを、我慢しすぎないで、

周りの人に気持ちを聞いてもらう、

自分の現状を知ってもらうといった声を上げる行為が、

ストレスのはけ口として、

立場の弱い人に対する攻撃という形をとらずに済む方法だとも思うのです。




いじめやスクールカーストといった悲しい単語を聞くにつけ、

大人だけでなく、子どももストレスがあるんでしょうね。



守ってあげたいけれど、

らちが明かない。

スクールカウンセラーや

子どもからの相談の仕事についている人からは、

燃えるような情熱とともに、

子どもたちの現実に向き合う中で蓄積している疲労を感じます。




子どもの世界も、大人のサポートや介入を待つだけでなく、

子ども同士で助け合う自助機能がもっと高まったらいいと思います。

そう願います。

たとえば、思いやりをもって相手の話を聴くスキルを、

子どものころから身に付けてもらえたらいいなあ。

たとえば、道徳の時間には、

子ども同士が互いを思いやるために話を聴きあう時間を設けられたら、

それはすばらしいのではないだろうか。

(ちなみに52枚の「ヴァーチューズ・カード」は、
そういう場面で取り入れてもらったら、
超役に立つこと請け合いです)

お互いに優しく体に触れて、ヒーリングをしあうとか!

そうできる学校、今の私の理想です。





この話の最後に、

私の母ちかちゃんがまだ20代だったころ、

娘の私に話してくれたことで印象に残っているエピソードを。




まだ私たち三兄妹が小さかったころです。

居間でテレビをつけていたら、

子どもが犠牲になった犯罪の報道が流れました。



そのニュースを見た母が、おもむろに、

「あんたたちに何かあったら、

お母さんは犯人を絶対に許さない。…殺す」

と言ったのです。



私はこの時の母の表情が忘れられません。

ジョークが好きな朗らかで明るい母が見せた、

固くてこわい、見たことのない顔でした。



同時に、このシーンを思い出すたびに、

自分が母から強烈に愛されている事実を思い出して、

胸が熱くなります。



多分弟や妹は小さすぎて、

このことは覚えていないだろうと思います。



私が母のセリフを聞いた瞬間に感じたのは、

「この人を犯罪者にしてはいけない」、という決意でした。




殺すなんて、

間違っても言うべきでない言葉だし、

母がどれほど本気だったかはわからないです。




でも、私には「この人はやる」と思えた。

だから絶対に、母にそんなことをさせてはいけない。

自分の身は、自分で守らなくてはいけないと思ったのです。




私が幼稚園か小学校か、そのくらいの出来事だったと思いますが、

そのときの決意を鮮明に覚えています。



犯罪に巻き込まれてはいけない。

まず母のために。




自分を守る自衛の気持ちって、

どこから出てくるのかと思うと、

私の場合は母からこんなに愛されている自分を粗末にしてはいけないし、

危険にさらしてはいけないという、

義務のような気持ちは自衛心として働きました。



危険そうな場所には近寄らないとか、

露出が多い服や隙をつかれそうな素行は避けるとか、

所詮子どもなりの判断でしかないけれど、

その自覚は見えないガードになって、

子ども時代の私を多分守ってくれたと思います。





二十歳を過ぎてからは、

羽目を外して後悔するようなこともありましたが、

それはそれとして。





親が一方的に子どもを守りたいと思うだけでなく、

子どもの側にも痛切に、

自分が大切な存在で、

自分に何かがあれば泣く人がいる、苦しむ人がいるんだと、

理解する瞬間が必要なのかなと思います。





願わくば、

すべての子どもたちの(かつて子どもだった人も含めて)

健全な自尊感情を、育ててあげたいですよね。





愛と感謝を込めて。



こと葉







最終更新日  2017/06/13 04:16:21 PM
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