4648004 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024/04
2024/03
2024/02
2024/01
2023/12
2023/11
2023/10
2023/09
2023/08
2023/07
2017/07/03
XML
●焼き物のはなし。そのプリミティブで神秘的な存在感、なんだか惹かれます♪




こと葉です。

こんばんは!

夕刻になって、やっと過ごしやすくなってまいりました。

7月はもう夏なんだと実感した本日、

新しい自宅兼スタジオで、ついに冷房を入れました!

昭和生まれの私は、

ついどこまで冷房なしで耐えられるかの我慢大会をしてしまうのですが(昭和生まれと関係ないか?)、

スタジオのオープン準備のためにお手伝いに来てくださった

エンジェルさんたちが熱中症になってはいけませんので。

それにしても今日の湿度はすごかった…。

あえなく白旗です。



引っ越しというものは、持ち物のすべてとご対面する機会であり、

この機にミニマリストに生まれ変わるチャンスでもあったわけなのですが、

以前活躍していなかったものがにわかに脚光を浴びるということもあっておもしろいです。




わが家の場合、それは陶器の器。

2015年5月に北スコットランドのスピリチュアルな共同体・フィンドホーンに滞在した際、

現地にもう50年くらい住んでいて共同体の古参メンバーである、

クレイグさんから求めたものです。




フィンドホーンでの暮らしぶりを体験するため、

丸1日お邪魔したのは、クレイグさんが家族と暮らす家。

古いウイスキー樽を使ってできた、

曲線の壁が特徴的なバルハウス。

家を建てる建材のすべてを廃材で賄い、

独自の温水システムを取り入れた、工夫いっぱいのおうちです。

クレイグはその手作りの自宅で、庭で畑をし、

家の中のアトリエで陶芸をし、絵を描き、

暮らしを楽しんでいました。

暮らしというより、生きることそのものかな。

暮らしというか人生が、

イキイキと躍動するのを感じるような住まいでした。




私たちが求めた陶器の器は、クレイグ自身が焼いたもので、

玄関先のちょっとした小屋をショップスペースにして、

販売していたものだったのです。



自然の中に精霊を感じる。

自然の営みに親愛と畏敬の念を持ちながら、

その地と共同体のシャーマンのように存在している…。

ヒマラヤを愛するブディスト(仏教者)であり、

瞑想を日常とし、ワインを楽しむ…。

そんな暮らしを楽しむクレイグさんは、

少年のような魅力を持っていて、

それにすっかりやられてしまったのは、

私ではなくて夫のホトケさん(笑)。



クレイグの作った器があると知るや否や、

絶対に持って帰りたいといって聞かず、

飛行機で持ち帰る間に割れてしまうのではないかとハラハラしている私に目もくれず、

クレイグと一緒に頑丈に梱包して、

無事ステキなお土産を持ち帰ったのでした。




それがこの器。

庭から採ってきたアジサイが不思議なほどしっくりとなじむ、

不思議な色の花器です。

 
 
 
s-400DSC_0925.jpg 
 
 
 
 
 

クレイグの家には、彼が描いたディーバの絵がたくさん飾られていました。

この器のやわらかなフォルムは、

ディーバの羽根のようでもあり、優美な花のようでもあり。

アーティストの繊細さと、

自然という対象へのかしずくような愛と忠誠心が感じられて、

私も好きな作品です。




以前に住んでいた家とは雰囲気が合わず、

スタジオのインテリアとも合っておらず、

ずっと棚の片隅にいたものが、

ここにきてようやく陽の目を見ました。

まるで、

2017年にここに引っ越してくることを見越していたかのように。

あらかじめ、私たちのもとに来てくれていた器です。




平屋の一軒家で、小さくとも庭があるからか、

はたまた築50年を越えた年月のせいなのか、

この家にはどこか土の香りがするものが似合うような気がします。



そういえば、ホトケさんは

石(クリスタル)が大好きなのですが、

土も好きなんですよね。



旅行に出かけると、そこで出合った陶器をわが家に連れて帰っている気がします。




私たち夫婦に沖縄ブームが来ていたころは、

沖縄に行くたびに、

食卓に並ぶやちむんが少しずつ増えていきました。



とはいえ私がね、

そそっかしくて雑なところがあるので、

割れて増えすぎないのですけどね。



数年前からプチブームが来ている奄美大島でも、

現地で知り合った方の旦那さんが焼いている陶器の器を買い求めて、

今も使っています。



縁あった土地の土を持ち帰り、

その土に盛った食べ物を口に運ぶ…。



焼き物の原始的な魅力というか、

プリミティブさって、直接的ですごいなあと思います。






家から7分くらいのところに窯があり、焼き物教室をしています。

思ったように上手にできないからと敬遠していましたが、

今なら違う気持ちで、土をこねられそう。

この手で冷たい土をこね、

燃える炎で焼いてみたくなりました。

昔々の大昔に、やっていたことなのかもしれませんね。

もしかしたら、才能が花開いて、

ステキなものをつくれるようになるかもしれない…!!

そしたら、発芽*カフェ(仮称)で売ります…!!(妄想)







そういえば、まだ独身の頃、

私もふらりと器の店に通って、

作家物の手びねりの器とか、揃えていたなあと今思い出しました。




パートナーを得るには、

食器は一つでなくて二つセットで揃えるのがよいのだと風水の本で読み、

相手がいないけどセットで買っていたっけ。





なんだ、ホトケさんのこと言えないわ。



結局似た者夫婦なんでしょうか。






気に入っているものほどすぐ割れるからいやなんだよねと言いながら、

性懲りもなく新たな焼き物へと手を伸ばす私たちなのでした。





お気に入りの器って、いいですよねえ。






愛と感謝を込めて。
 
こと葉
 
 

■発芽*レイキアカデミーHP









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017/07/03 08:07:51 PM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.