●【癒し織】16作目は新境地☆作品名「宇宙からの声」♪黒綿×カシミアで☆





こと葉です～。



織りが織りが！　楽しくてたまりません～！！！



3月に入ってから、もう２度織ってまいりました！！



楽しい！　完全にドハマリしております！！





織って癒され、身に付けて癒される「癒し織」。

そう命名して、

昨年の11月から手織りの体験そのものを楽しんでいるわけですが…。

16作目にして、自分では新境地が開けたのではっと喜んでいます。





見てくださいませ！　16作目！

タイトルは「宇宙からの声」です♪








糸は、タテ糸が黒綿、ヨコ糸がカシミア2本取りで織りました。








16作目のミッションは、

「タテ綿黒糸のよさを生かすこと」。でした。



平織りで織る場合、タテ糸とヨコ糸の交差で布が織りあがるため、

タテ糸が黒と決まっていれば、

どうしても黒が表面に出てくることは避けられません。



淡い色や澄んだ色の布を織りたくても、

黒が混じるため、濁色になると考えてもらうとわかりやすいと思います。



それでも淡い色を出してみようとこれまで試行錯誤をしてきたのですが、

今回は黒になじむ濃色をメインに使ってみたらと、

織りの先輩にアドバイスをいただいたのでした。


濃い色とは、黒系のほか、紺、こげ茶などです。


確かにこうした色なら、綿の黒を吸収して、

浮かせずに作品にすることができそうです。



これまで、「首に巻くものは、明るい色の方が顔色がよく見える」と信じていて、

濃い色や暗い色はほとんど織ってこなかった私。

でも、今回はあえてそれにチャレンジしてみよう！



糸棚にどんな使える糸があるかは、

その日お教室に行ってみなければわからないので、

ワクワクしながら予約当日を迎えました。




その日は、ほかにもカシミアを織っていらっしゃる方がいらしたのですが、

その方はとても慣れていて、糸を厳選していたので、

私はあまり気にせずに糸選びができたと思います。



濃い色で、その日心惹かれたのは、濃紺でした。

黒と見まごうようなネイビー。

普段は身に付けないし、あまり服としても持っていない色です。



でも、その日は濃紺の糸がとても上品な艶を帯びて見えて。

２本取りにしたかったので、とても近い色味の濃紺２種類を基本として、

それに合わせたい糸をセレクトしていきました。











11作目の「金龍」がこの冬とても重宝したので、

そのときの織りのデザインを今回も取り入れて、

両耳にふわふわを出すようにしてみました。

それが黄色と、水色の部分です。

カナリアの羽をイメージしていましたが、かなり近いのでは…？！

そういえば昔、こういう色のインコ、飼ってたなア。










また、「金龍」のときは、金色に光る化繊の糸を部分的に取り入れていて、

それもアクセントになってちょうどよかったので、

今回も化繊の糸を探しました。

紺系があれば…と思いましたが、見つかったのは、銀の糸。





化繊の糸を入れたところは、カシミアの手触りとは違って、

ガサガサしたものになるのですが、

見た目に変化が出るので好きな組み合わせです。

思い切って、今回はちょっと多めに入れました。

キラキラしているところは、すべて銀の化繊の糸が入っています。









織っている最中は、濃紺は宇宙を想起させ、

とても落ち着いたいい気分でいられました。


そこに走る黄色や水色や銀色の光線は、

宇宙に飛び交う見えない光線。

宇宙から放たれているメッセージ。



そんなイメージが浮かんできました。









家に帰り、作品タイトルをどうしようかと思ったときに思い出したのが、

絵本の『宇宙からの声』。

葉祥明さんが描かれた大好きな絵本です。







そうそう。ここに描かれている宇宙の絵が、

私の中では、今回の織り作品の色合いにとても近いものでした。





絵本『宇宙からの声』を初めて読んだとき、

「これはレイキそのものだな」と思ったんですよね。





親がレイキヒーラーさんなら、

レイキの本質を子どもに理解してもらうには、

ぴったりの絵本なんじゃないかな～。＾＾





そんなわけで、

こと葉の癒し織16作目の作品名も「宇宙からの声」となりました。





この作品は、織り上げた後の洗濯機での縮絨もうまくいきまして、

カシミアの起毛具合が私好みのフワンフワンになって、

大のお気に入りになりました。








自分に似合うかどうかは考えず、

ひたすら色と色の相性がよいようにと糸選びをして織ったので、

出来上がってから、本当にドキドキしながら首に巻いてみました。




に、あう、ような気がする…。






私の癒し織は、どなたかにお渡しする可能性もあるから、

着用写真はあまり撮らないし載せないのですが、

この作品については巻いた感じはこうですとお見せしたいので、

写真を載せますね。







いかがでしょう？！









サイドの房を立てたり開いたり。

折りや巻きの向きを変えると、さらに表情が変わります。







私としては、今までの作品の延長上にありながらも、

新境地を開けたような気がする、そんな一本になりました。




仕上がりサイズは、210cm×33～39cm。



色違いの化繊が入って、

金さん銀さん姉妹のように似ている「金龍」が204cm×40～42cmなので、

ほぼ似た寸法になりました。




「金龍」と同じくらい、ヘビロテの予感です。




愛と感謝を込めて。





矢尾こと葉