2007/02/07(水)19:05
『ゴルゴ13』第66巻
ゴルゴ13(66)
よしよし、届いたぞ、『ゴルゴ13』第66巻「シーザーの眼」が。
お目当ては「ロックフォードの野望・謀略の死角」での「10%の才能20%の努力30%の臆病さと40%の運」と云う台詞だったんですが(コメント下さった方が教えてくれた)なかなか面白いじゃないか。
今回はAmazonの1円とかのユーズドではなく新品を購入したのですが510円+送料払っても惜しくはないですね。
採録作品は3本。
表題の「シーザーの眼」
「デッド・アングル」
「ロックフォードの野望(謀略の死角)」
「シーザーの眼」、1985年の作品です。筑波万博とか懐かしいですね。
主人公の鎌田はある企業のAEなんですが、局長からシーザー電子への出向を命じられます。シーザー電子会長より新製品の科学万博への出展に関する一切を任されるのですが、KGBの謀略の方は片が付いたものの、出展直前になって建物の基礎コンクリートに液体爆弾を仕掛けたとの脅迫電話が。しかし起爆装置は見付からず。要するに膨大な面積の外壁の一部に雷管を仕掛けておいて、そこを狙撃して建物全体を爆破してしまおうということなんですね。
さぁ困った。オープンまで18時間しかない。主人公の鎌田は今現在東京にいるはずのゴルゴを13時間以内に探して依頼を受けてもらうと云う最後の賭けに出ます。
そして、シーザー電子の会長が鎌田の会社は信用していないのに鎌田個人は信頼している理由はシベリアでの鎌田の父への恩からでした。
ゴルゴシリーズにはシベリアや旧ソ連もの結構ありますね。
第36巻が「おろしや間諜伝説」
ゴルゴ13(36)
第98巻が「シベリアの汽笛」
ゴルゴ13(98)
第103巻が「モスクワの記憶」
ゴルゴ13(103)
第109巻が「五十年の孤独」( 「五十年の孤独」は厳密にはソ連各地の収容所を転々としていたラウル・ワレンバーグのフィクションです)
ゴルゴ13(109)
第125巻が「人質」
ゴルゴ13(125)
他にもあるかも。
2編目の「デッド・アングル」は短編です。
米国防省の生意気な若造スナイパー、「アーマライトなど時代遅れ」と馬鹿にしていたのに逆に殺られてしまい「いい勉強をさせてもらった・・・」
3編目の「ロックフォードの野望(謀略の死角)」が実はお目当てだったんですが、旧友(?)に
「そうじゃ、あんたと会ったら1度聞きたいと思っていたことがある! プロとしての条件じゃよ!・・・あんたのような一流のプロと言われるようになるには、どんな条件がいると思う・・・?」
「・・・10%の才能と20%の努力・・・そして、30%の臆病さ・・・残る40%は・・・"運"だろう・・・な・・・」
この次欲しいのは「俺はウサギのように臆病だ」と云う台詞のある第28巻です。
自分のブログから自分で買おうとしてます(笑)
ゴルゴ13(28)
「アナタ本買うのもいいかげんにしてよっ」
などと言う女性は願い下げ(笑)
『ゴルゴ13』読んでるとたばこが吸いたくなるのは私だけでしょうか(笑)
次に買うのは第28巻。
ゴルゴ13(28)
あとドクター・ノイマンの出てくる第139巻。
ゴルゴ13(139)