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作家の安部譲二さんが2日、お亡くなりになっていた事がわかりました。
享年82歳 安部譲二さんは進学校の東京・麻布中学時代に当時、渋谷で勢力を誇っていた暴力団安藤組に出入り。 暴力団との関係がある事が発覚して麻布高校に進学がかなわず、父親の方針でイギリスに留学するも素行不良で留学先の学校を退学。 その後、ヨーロッパを放浪。 帰国後、慶応高校や兵庫・須磨高校など6回転校を重ねて高校を卒業したのは22歳。 高校卒業したあと、東京・神田のYMCAホテル学校に入学。 昭和36年1月、23歳の時に日本航空に入社。 スチュワードからパーサーに出世するが、理不尽な乗客とのトラブルがきっかけで前科3犯(執行猶予中)が明るみになって昭和40年1月に退社。 日航時代に同じく日航社員でのちに作家となる深田祐介さんと知り合う。 深田祐介さんは安部譲二さんが退社するまで前科3犯(執行猶予中)とは知らなかったそうです。 橋本龍太郎元総理とは麻布中学時代の同級生。 作家・三島由紀夫さんと親交があって、当時の安部さんの半生を三島由紀夫さんは小説にし田宮二郎さん主演で映画化されました。 昭和41年6月公開 日航退社後、新宿の暴力団小金井一家にヘッドハンティング。 併せてボクシングの解説・レストラン経営・ライブハウス経営・競馬予想屋など職を転々。 昭和50年、拳銃不法所持で東京・府中刑務所に4年間服役。 昭和56年、ヤクザから足を洗う。 前科14犯 昭和58年、小説を書き始めるが前歴から多くの出版社が掲載を躊躇。 随筆家山本夏彦さんに見出されて雑誌「室内」に府中木工所の面々というタイトルで連載。 昭和62年、塀の中の懲りない面々という題名で文藝春秋から出版。 自分はこの時まで安部譲二さんの名前は存じてなく、書店に並んでいた同作品を見て【これは売れる】と直感しました。 思った通り、ベストセラーとなり映画化され同年8月に公開。 翌年、続編の塀の中のプレイボールが出版・映画化。 自分は両作品とも観に行きましたが、続編はキャストの大幅な変更があった関係から個人的には最初のほうがいいです。 *安部譲二さん、ご本人役ではありませんが両作品に出演しています* 平成2年、テレビ朝日のドラマ「代表取締役刑事(デカ)」に警察署長役でレギュラー出演。 前例左から2人目が安部譲二さん。 画像・動画はネットから借用しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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