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昨年１２月にお亡くなりになりましたマンガ家  古谷三敏（ふるや  みつとし）先生の代表作の一つにマンダム親子という作品があります。

マンダム親子は少年画報社発行の週刊少年キングに１９７１年（昭和４６）から１年間にわたり連載していましたしていました。
実業家としてお金が毎日自宅に現金で運ばれてくるため所有しているお金が無尽蔵に等しく、使い道に困窮しているお金持ちを描いたギャグマンガです。

コミックスの１巻の作中左端に今でいうイメージソングの広告が載っていました。
コミックスにした際に連載時の広告をそのまま活かして載せたのではないかと。
イメージソングのタイトルは
銭＄ソング
ぜにドルソングと読みます。

コミックスには古谷三敏先生とフジオプロの連名になっているのは当時、古谷三敏先生は師匠である赤塚不二夫先生のフジオプロに所属していました。
そのため、フジオプロとなっています。
のちに独立して、ファミリー企画というプロダクションを立ち上げました。  
そういう所以からイメージソングの作詞は赤塚不二夫先生が担当しました。




４５回転のレコードがキャニオン（現  ポニーキャニオン）から発売されていました。


自分はコミックスの広告を見て、欲しいなと子供心に思ったのですが近くのレコード店になくて購入できませんでした。
俳優の白木みのるさんが歌っていたようで最近、その事を知りました。

マンダム親子のマンダムは１９７０年（昭和４５）に男性化粧品  マンダムのＣＭに俳優のチャールズ・ブロンソンさんを起用し「う～んマンダム」と言ったセリフが商品名（マンダム）を社名改称に至るまでヒットしたのにあやかり、マンダム親子としたのではないかと思いますが赤塚不二夫先生・古谷三敏先生共に鬼籍のためはっきりした事はわかりません。

 



主役の大富豪  マンダム金田は心なしかチャールズ・ブロンソンさんに顔が似ていますね。

古谷三敏先生  享年８５歳

画像・動画はネットから借用しました。