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以前も何度か取りあげたFacebookについて今日も少し…

同僚、同級生、友人たちと交流を深めることのできるソーシャルサイト、Facebook。匿名ではなく実名で登録し、まず知り合いを探すところから始める。facebookというくらいだから顔写真も載せたりして、友人たちが探したり認識し易いようにしてみたり…

徐々に懐かしい友人たちと繋がったりして友達の数が増えてくると、投稿した記事に「いいね！」がついたり、コメントが入ったりでコミュニケーションが盛んに。ただ、社会学的に密な関係を保てる相手は150人程度が限界とされているので、それ以上になると何かとややこしいかも。

仕事や名を売る目的などで使用している方は友達の数をどんどん増やし、個人情報を含まない当たり障りのない記事やLINKなどを投稿していればよいけれど、個人的に仲良しの友人たちとの交流に使う場合はそれではつまらないので、写真や近況をPOSTして盛り上がってみたり懐かしい話に花を咲かせたり。

その際は友達承認の段階から制限や線引きをしっかりし、個人情報が不用意に漏れて行かないように心掛ける必要が。（後で友達解除するより 初めから承認しない方がまだ失礼の度合いが低いような気がするし…）さほど知らないけれど とりあえず承認した友達なんていうのが多いと 下らないコメントや内輪ネタなど、本音で書き込めないような事態になり 返ってつまらなくなる場合も。

陰でゴソゴソ言ったりやったりするのは性に合わないので、Facebookにおけるこの透明性が私には意外に心地よい！こんな風に集ってます、こんな風に楽しんでます、そう情報を流した段階で「よかったら次はご一緒に」という提示、そこには排除の原理はなく集合の呼びかけがあるのみ。と いうわけで、妙に仲間意識が強すぎたり選別したがったり、あっちとこっちで言ってることが違っちゃうような人はFacebookには向きません（笑）

また、ニュースフィードには、自分の友達の投稿と「いいね！」を押しファンになったFacebookページの投稿が流れてくるので、Facebookがつまるもつまらないも自分次第。楽しい記事やコメントをPOSTしてくれる素敵な友人が多かったり、自分に有意義な情報を与えてくれるFacebookページが選択できていれば、一日一回開くことがきっと楽しい日課となるはず。

さて やっと本題、セキュリティーについてですが…

私のように同級生や元同僚など、よく知った人とのコミュニケーションに利用（画像や日常を公開）している場合、大事なのは個人情報に対するセキュリティ。プライバシー設定をしっかりして公開規制または公開範囲限定することをオススメします。自分で投稿した情報に対しては自己責任なので、どこまで責任を持てるかで各自範囲を設定して下さい（私の公開範囲はもちろん友達限定です）。

個人のデータ、記事や写真の公開範囲など、細かく設定できますが、意外にスル―している人が多いようで。特にスマホ中心で開いている人はたまにPC画面で設定を確かめた方が無難（スマホでは設定が分かりにくいし、設定画面も予告なしに変更されたりもするし）。

試しに息子のページから彼の友達（中高校生）のページに飛んでみると、かなりオープン（というかセキュリティが甘すぎ）な感じがします。わたしは息子と友達になっていないので、息子の友達とはまったく繋がりが無いはずなのに、写真や記事が丸見えの場合も多々。

私が「中高生の母親」である友人たちにFacebookの利用を勧めていたのは、このようなインターネットの中の実名世界で子どもたちがいかに無防備であるかを知って欲しい、そしてこういう繋がりの世界の中で彼らが生きていることを体験で知って欲しいと思ったから。

無防備な子どもたちに設定上の注意点くらいは伝えられる大人でいよう！ということで、今日はプライバシー管理に関して なるべくならこうしておいた方がいいと思う設定を下に羅列。特に自分で責任を取れない子どもたちのプライバシー管理はこのくらいシビアでいいはず！
FB登録以来、設定なんていじったことないというお母さん方もぜひ再確認を。



（2/12　一部追記）



画面右上ホーム横　【プライバシー設定】

●投稿時のプライバシー管理…友人

●デフォルト設定の管理　友人つながりの設定
　名前または連絡先情報を使ってあなたを検索できる人…友達の友達
　友達リクエストを送信できる人　すべて
　（ただし、まったく知らない人はリクエスト、あるいは承認しないように！）
　あなたにFacebookメッセージを送ることのできる人…すべて、もしくは友達の友達
　あなたのウォールに投稿できる人…友達
　あなたのプロフィールへのウォール投稿を見ることができる人…友達
　
●タグ付けの設定
　あなたがタグ付けされている投稿の最大共有範囲…友達
　他のお知らせ設定は…オン
　　タグ付けには本人の承認が必要になり、知らぬ間に勝手に写真が公表されるのを防ぎます。


【アプリ、ゲーム、ウェブサイト】

あなたやあなたが情報を共有している人からアプリ、ゲーム、外部サイトに提供される情報に適用される設定を編集。

●利用しているアプリ…なし
　（信頼性の低いもの、占いや診断系は避けた方が無難。基本的に外部との情報共有はむやみに許可しないこと。faceページの「いいね」を押してから入る診断や占い系も避けた方が無難。）
　
●他のユーザーが利用しているアプリとの情報の共有 …すべてのチェックを外した状態

●インスタントパーソナライゼーション　チェックを外した状態

●一般検索　チェックを外した状態
　（グーグルなどの検索エンジンで名前を検索された場合ヒットしないように）



【プロフィールを編集】
公開、自分のみ、友達、カスタム（友達の友達、特定の人など）を選択可能。

●基本データ…友達
　（入力が差しさわりない項目のみの場合は公開でも可）
●友達と家族…友達
●学歴・経歴…私は入力していないので公開状態
　（入力した場合は友達どまり）
●人生観～趣味…友達の友達
●連絡先情報　
　メルアド…非公開（自分のみ）
　住所、電話番号は入力なし
　ウェブサイト…個人的なサイトは友達まで

個人のメールアドレスを公開している方がパスワードを解析されてFBを乗っ取られる、という報告もあるそうなのでメルアドは公開しないに越したことない。



そして近日、Facebook史上でウォールに次ぐ最大のインタフェースの変更「タイムライン」が全ユーザーに強制される模様。「タイムライン」とは、昨秋に発表された新しいプロフィールページで、これまでのFacebookでの活動を時系列でグラフィカルに表示。今までの投稿が自分史としてまとめられ、過去に遡りやすくなるわけ。その時期 自分が何をし、何に興味を持ち、どんな友達と出会い、交流し、どんな会話をしたかが一目瞭然に。トップに大きな画像もはめ込めて、ちょっとしたBLOGのような形式に。

プラットフォームとしての役目を持つFacebookは極力シンプルであること、それが ザッカーバーグのポリシーだと思っていたので、この変更にはちょっと驚き。しかも旧画面と選択できす強制的変更だなんて…（私は過去の風化した記事なんて再度読みたくないから、見やすい現行のフィードで十分なんだけど）今さら読み返されたくない投稿がある場合は速やかに削除した方がよいらしいですよ～笑

もう一つ、画像につての注意点。iPhoneで撮影した写真にはジオタグというものが（位置情報サービスをオンにしている場合に）自動で付加されてしまいます。ジオタグには撮影場所の緯度経度が記録されていて、写真をそのまま上げてしまうと簡単に位置、居場所がばれてしまうのでご注意。スマホの情報設定やFBの公開範囲設定を確認してからアップロードを！
ちなみに私は一切携帯アップロードしてません。特に顔が写っているものはPCでリサイズ（サイズを小さく）してから投稿。FBの画像は見れる人なら誰でも右クリックで簡単に持ち帰れることを忘れずに！

簡単にコミニュケーションが取れる便利なサイトですが、安全に楽しく使うために多少の手間を惜しまずに。設定は小まめにチェック、これ基本です。



過去記事（2011．7．31）
実にまとまりないまとめ＆感想文ですが…

フェイスブック 若き天才の野望
5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた


【　追記　】

Facebook 関連記事(techcrunch)

●FB利益はぴったり10億ドル、総売り上げは37億ドル


●FB月刊ユーザー数 8.45億人、半数以上が毎日、半数以上がモバイル

昨年末の友達つながりが1000億組、
同年9～12月の「いいね！」およびコメントが1日当たり27億回

●2013年、ザッカーバーグの給料は1ドルに








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