インテリア産業協会のフォーラム参加
本日は、私も取得している『インテリアコーディネーター』の業界団体、インテリア産業協会中国支部主催のフォーラムに参加した。講師はお二人地下室の専門家として、40年近く、およそ2000棟の地下空間をつくり続けてきた(株)スリー・ユーの東方洋雄さん。パナホームで工業化住宅に取り組み、70歳を過ぎた今でも、現役の技術者だ。地下室は、防水技術が高くないと、てきめん漏水事故がおきる。フォーラム終了後の懇親会では、これまでの失敗事例などもいろいろ聞かせていただいた。一度、コラボレーションして、面白い地下空間にチャレンジしてみたいと思わせる人柄だった。そしてもうお一人は、住宅専門紙の『ニューハウス出版』の出版部長の永田州二さん。エディターとして、数多くの住宅と専門家に接してきて、これから住宅・インテリア業界に必要とされる新しいビジネスに関して話していただいた。永田さんとも、懇親会でいろいろとお話をさせていただいたが、施主と業者をつなぐ専門家が必要な時代だという認識を示されており、インテリアコーディネーターや一級建築士などが、積極的にその役割を担うべきだという提言には、思わずうなずいた。私の持論「家づくりは事業と同じ。だから、施主にもマネジメント能力が必要」という話に、お二人とも共感いただき、「あなたのように、中小企業診断士などを持っているような、マネジメントの専門家がこの住宅業界に出てくることは大変望ましいことだ!」と激励を受けた。少なからず勇気を頂いた感じだ。