世界大不同   

2005/04/11(月)23:12

お花見 Apr 10, 2005

朝起きてテレビをつけると中国での反日デモのニュース。今日のお花見外国人参加者の半分は中国人。とても不安に思いながら瀬戸へ向かいました。 天気は曇っていましたが、雨は降っておらず予定どおりお茶室無風庵前の広場で行うことに決定。集合時間の10時半より少し前から人が集まり始めました。 お花見を企画してから約2週間。必死に宣伝したけれど果たしてどのくらいの人が来てくださるかなと、心配をしていたのですが予想に反してどんどん集まる、集まる。ホストファミリーや外国の方、顔なじみの人もいれば初対面の人も。 10時45分になったところで皆で無風庵に向かって歩き始めました。列になっておしゃべりをしながら歩きました。私は先頭にいたのですが、後ろを振り返るとさまざまな国の人たちがニコニコ笑顔でおしゃべりをしている姿がありました。 外国の方には無風庵でお茶をたててもらい、茶道を体験。日本のホストファミリー側は食事をならべたり、飲み物を準備したり。そこで、何人かの方が自主的にお手伝いくださりとてもありがたかったです。 茶道がおわったところで皆で持ち寄った食事を楽しみました。それぞれの方の得意料理が披露され、とてもおもしろかったです。わたしも写真をとりながら、できるだけたくさんの人同士を紹介して回りました。新しい出会いが生まれているのを見ると本当にうれしくなります。 反省点、残念だった点は、顔なじみ同士で固まって他の方と積極的に交流がないグループがあったり、持ってきた食べ物を他の人とシェアできず自分のグループだけで楽しんでいたり、顔なじみの人がいない為独りになってしまった人が数人いた、ということ。特に外国の方は同じ国同士で固まってしまい、なかなか日本人との交流がうまくいかなかったようです。次回はゲーム等ですべての人が交流を楽しめるようにしなければ、と深く反省しました。 朝、心配していた反日デモについては私の知る限りでは話題に上らず、嫌な思いをした人はいなかったようでした。 お花見の後は、「ノベルティこども創造館」へ。陶磁器をつくる土や、粘土を使って体験しながら遊ぼうという、すばらしいところ。大人も子供もしっかり楽しみました☆    今日のお花見はホストファミリーの方々とも直接、一人一人お話をする機会に恵まれ本当によかったです。今まで、研修や講座ではお会いすることができなかった家族もたくさん参加していました。 「今日のお花見でホストファミリーの知り合いができて、連絡先を交換できた。ゲストを受け入れする時に助け合ったり、交流したり、情報交換ができると思う。」 「瀬戸の家のような事業がせっかく立ち上がったんだから、万博の期間だけでなくこれからも続けてほしいと、市民の声として意見しようと思う。」 等… 私もびっくり、嬉しい意見や声がたくさん聞こえてきました。 ホームステイ事業「瀬戸の家」、これからどのようになっていくのか…  あと半年で去ることにはなっていますが、何かを残していけるようできる限りのことをしていきたい思います。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る