2006/05/23(火)00:12
今後の治療方針
今日は会社を1時間速く退社して、矯正歯科へ行ってきました
先月おこなった検査結果をもとに今後の治療方針について話を聞いてきました。
レントゲンやシュミレーション写真、歯型をみながら先生の説明を受けました。
今まで自分で調べたこと、他の病院で聞いたことなど重複する部分もありましたが
新たにわかったこともありました。
一般の人の上顎の横幅は約3.5センチあるのにたいして私は2.4センチ。
噛み合わせが悪く上と下で噛み合っているところが一箇所しかない。全く使われていない歯が多く、数本の歯にかかる負担が大きい。
口蓋破裂による上顎の未発達に加えて、下顎が平均より発達している。
治療の方法は3つ。
1.上顎+下顎の骨切り術
2.下顎のみの骨切り術
3.矯正治療のみ
1の上顎の手術は口蓋裂による上顎の骨の状況によってはできない可能性もあるけれど
まず 1 か 2 の手術を選ぶか、3 の矯正のみの治療法を選ぶかを決めなければならない。
今までお話を聞いたお医者さんは皆、この 3 という選択肢はないと言っていたけれど
今日の先生によると3の治療法も可能とのこと。この矯正のみで治療していくとなると
上顎を広げていき、下顎は歯を一本抜歯して狭めていくというもの。
これで今私が感じている上顎の狭さによる舌が歯に当たって感じる痛みや話にくさは解消
されるし、咀嚼機能も改善されるとのこと。
ただ先生の意見を求めると、「問題は骨格にあるので最善の結果を考えると手術をすすめる」と他のこれまでのお医者さんと同じ意見でした。
そんなによくなるのなら手術は受けたいけれど、それにともなうリスクが怖い。
全身麻酔、血友病、術後の副作用など…
今では輸血は自分の血を採取して行うし、以前と比べると
かなり手術方法も安定してきているので大丈夫ですよ、と先生はおっしゃるのですが、
不安は不安…
まずは手術を担当する先生にお話をきいてみては?
ということになり紹介状を書いていただきました。
20歳のころからこの骨きり術のことを考え出してもう10年。
もう手術は受けない、とあきらめたり
やっぱり受けたほうがいいかな、と悩んだり…
手術に関しては更に情報を集めてから決めますが
数ヶ月以内には結論を出したいと思います。
矯正装置をつけてから実際歯を動かしはじめるまでに2,3ヶ月かかるそうなので
それまでにどうするかを決めればいいとのことでした。それでは、と
装置をつけることにしました。次回は5月31日。
15年ぶりの矯正装置、どんなだろう。
ずっとうだうだ悩んでいましたが、初めの一歩は踏み出したようです