縄文杉
四時過ぎくらいに屋久杉自然館に着いて、がっつり朝食用の弁当喰って、40分ほどシャトルバスに揺られて荒川登山口へ。ガイドさんは齢37のダン隊長(本名 田脇さん)。以前は東京に住んでたこともあったそうだが、30超えたくらいに一発奮起して屋久島へ移住してきたらしい。同行者は、今年結婚予定の、姉さん女房の年の差カップル(これがまた画に描いたような超爽やかっぷる!)というわけで6時きっかりに登山口を出発!最初は8キロものトロッコ道をひたすら進む。距離は長いが、なだらかな坂道が続くだけなんで、ぶっちゃけ昨日の雲水峡に比べたら全然楽やった。むしろ帰りの方が、消耗しきった中、時間も押し迫ってきてほぼ休憩ナシで歩かざるを得なかったんで結構地獄やったかも(行きと同じ道やのに今どれくらいまで戻ってきてるのか全くわからんかった・・)天気がすこぶる良かったので(ここ何日かではかなり珍しかったらしい)遠くの峠(太鼓岩?)もめちゃよく見えた。トロッコ道を抜けた後は、2キロほどの道なき道をひたすら登る。ここからひたすら杉写真うpまずは写真じゃ非常に伝わりにくいが「三代杉」次は「仁王杉(阿形)」「阿形」っては阿吽の「阿」で、別に「吽形」ってのも存在してたんだが何年か前に台風でぶっ倒れたらしい。写真ではよーわからんが実際に見ててもどこにどう立ってたのか、どこにどう倒れたのかがよーわからんかった・・。次、超巨大な切り株の「ウィルソン株」杉ってのは成長すればするほど中が空洞になっていくらしいが、このウィルソン株もがっつり中に空間が出来ていて、入って上を見上げると・・・本当はもう少し綺麗なに写るはずなんだが撮った人間の腕悪すぎ。。ここでランチ用の弁当を貪り食って(ガイドさんにいただいた熱々みそ汁がこれまた美味!)最後の一踏ん張り!!ゴール前にもう一杉。縄文杉が発見されるまではこいつが王様だったらしいその名も「大王杉」そしてそして・・・・ついにやってきました縄文杉!!!!!!!!!普段はその醜悪さゆえに顔出しNGを貫いてきたが、今回くらいはOKやろ!?こうやって比べてみると、太さは大王杉とそう変わらんかもしれんが、やはり醸し出すオーラが違う?!・・とか言いながら、着いた瞬間は得も言われぬ達成感と疲労感で縄文杉そのものを堪能する余裕なかったんやけどね。。しかしまぁのんびり登ったおかげで、他の登山客ほとんどはけきった後でほぼ貸し切り状態やったし共に登り切った爽やかっぷるの爽やかセップソも見れたし文句のつけようのないフィニッシュってやつですな~~。にしても、流木のせいで屋久島入りが一日遅れて、雲水峡と縄文杉の日程を入れ替えた事がここまで見事に吉と出るとは思わんかった。以下、列挙。1.縄文杉ツアーの日は土曜で、ピーク時なら登山者1,000人を超えることもあるそうだが流木様のおかげでキャンセルが大量に発生して、普段より相当少なめな人数やったらしい2.個人的には雲水峡の方が縄文杉ツアーよりヘヴィやったんで、もし当初の予定通りならいきなりの縄文杉でスタミナ根こそぎ奪われ、それよりは楽やと思ってた雲水峡で心も折れ・・ってなってたかも3.二日目は一日どんより天気やったんで、メインイベントに快晴をぶち当てれてこりゃ満足(もちおん雲水峡も快晴に超したことはなかったが)とまぁとにかく運に恵まれたツアーでしたわ。ダン隊長とも色々とトークしたが、聞いてるとやはり屋久島に住み着くのもアリやなぁと思ったり思わなかったり。ガイドは向かんのでそれ以外に職探さないかんが。そういえば、東京から元SE野郎が移住してきて、ガイドになるため修行中らしい。将来一人前なガイドになったら、是非とも指名してあんなことやこんなこと聞いてみたいもんだ。屋久島に移住した理由の一つとして、子供を育てる環境として理想的ってのがあったがもし万が一、超あくちぶで何でもかんでも仕切ってくれるような嫁貰えたらそういう将来もアリなのかなぁとシミジミ考えてみたり・・・・・・・・最後に、帰りのウィルソン杉で、ダン隊長所属の旅楽(たびら)専属?プロカメラマンに遭遇しがっつり撮って貰った!!http://tabira.biz/ecotour.htm何がプロって、自然な笑顔を引き出すのが旨すぎ!!!我ながらなんて爽やかスマイル?!