先週はウイークデーが3日しかなかったため、何をしていたのかほとんど忘れた。
でもきっとなにかキーワードを与えられたら思い出す。

18・19・20の3連休はほとんど何もせずに過ごした。
弱った金魚のために水を替えてやったり、ネット証券の申し込み用紙を書いたりした。
個人投資家にとっては、ジャスダックやマザーズなどの新興市場が熱いらしいことを知る。
株のいわゆるハウツー本には、「ヤバイから手を出すな」とも書かれている。

21日、火曜日。
ウイークデー初日。
実は密かにライブドアの株が高騰するんじゃないかとハラハラしていた。
球団運営に名乗りを上げたことで、個人投資家だけはなく機関投資家もライブドア株に注目しだした。
この時点ではまだ楽天と競合する気配はなかった。

22日、水曜日。
このごろ細々とした仕事をいつくも抱えていて大変だ。
思いつきでものをいう上司のリクエストに応えても、完璧を求める客に全部ひっくりかえされてしまうかも知れないリスクがともなう。上司がいなければもっとスムーズに仕事が進むのだが、上司がいることでオレへのストレスが緩和されるという側面もあって一概には否定できない。
いずれにしても、自分にとって完璧な仕事を心がけなければならない。

23日、木曜日、秋分の日。
この日は午後3時から飲み始めた。
夏の勢いでサクサク飲もうとするが、寒いわけではないが暑くもなく、実はそれほど喉も渇いていない。
それでも飲み始めたら止まらないのは、冷めるのがもったいないと思ってるからだろうか。
ともあれ、飲みすぎなような感じだ。

24日、金曜日。
この日休めば4連休になった。
しかし月曜に客へのプレゼンが予定されていたため、この日内部でリハーサルをしておかなければならなかった。
「プレゼン」とか書くとなにやらカッコよさげだが、でかいスクリーンがある広い会議室で、新製品の説明や新しいアイディアを提案したりするわけではない。
どんなシステムをつくり、どんなテストをしたか、ということを報告するだけの会議だ。
我々はもともと技術屋だから、何も知らないユーザー相手にエクスキューズしたり、そもそもそういったコミュニケーション自体を苦手としていた。
だからいつも型にはめて枠組みを最初に決めて、つまり方法もシステム化することで説明を省き、楽に仕事をすることだけを心がけてきた。
機械工場の流れ作業的なやり方を、システム開発に取り入れてきたのだった。
ところがそういったやり方では、たちゆかなくなってきた。
時代の移り変わりだかなんだか知らないが、客はもっと説明を求めるようになってきた。
しかしコストは足りない。
今まで技術だけ磨いていればよかった人間が、これからは説明や交渉を請け負ったり、重要な決断を迫られたりする局面をこなさなければならなくなっている。
何人ものスペシャリストを一人の監督が束ねる、という形はもう通用しない。
技術と体力と説明と決断。これらを全部こなすオールラウンダーが必要とされている。

25日、土曜日。
2ヶ月ぶりに髪を切った。
2ヶ月ぶりということを意識しているわけではなかったが、美容院のスタンプカードをながめてみると、ちょうど2ヶ月サイクルで髪を切りに行く法則を発見したのだった。

26日、日曜日。
巨人戦を見に行った。危うくストは回避された。
巨人対阪神。
いつもは３塁側でも巨人ファンが大多数だが、阪神戦に限っては五分五分ぐらいだ。
両チームとも優勝とはほとんど関係ない成績での対戦だが、球場の熱気はあいかわらずだった。
阪神ファンはとくにガラが悪い。
ガラの悪い阪神ファンがいる内野席スタンドで、巨人を応援するのは気持ちよかった。