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禁煙を始めて3週間と1日経った。
もちろんというか奇跡的というべきか、3週間の間にタバコは1本も吸っていない。 2~3週間で体内におけるニコチンの99%は抜けるというから、3週間は続けてみようと思ってからその3週間目が到来したわけだが、実際にニコチンが抜けたかはともかくとして、タバコを吸わずにはいられないような感覚はなくなっているから、離脱には成功したと思われる。 3週間はどんなことがあっても禁煙するかわりに、3週間経って吸いたい気持ちが残っていたら遠慮なく吸おうと決めていたし、もともとは永久に禁煙しようとはそもそも思っていなかったこともあり、3週間後の今頃は久しぶりのタバコに火をつけて恍惚となっている予定だった。 しかしどういうわけか、このままタバコを吸わない人になってもいいような気持ちになっている。 たばこ税の増税の話が持ち上がっているのがこの禁煙にいたる起因の一つというか、たった一つの根拠であるといってもいいが、ほとんど無抵抗のまま反対の意思も表明できず、税金を搾り取られ続けることにいい加減耐えられない。 てゆーか健康に悪いからとか社会悪だから増税してもいいとかいう理屈に納得がいかない、そんなに悪者扱いするなら法律で禁止すればいいだけのことである!というようなことを熱く語りたかったわけではなく、禁煙を始めてから3週間目という節目が到来し、一定の成功を収めたものとしてここに実績を発表し、記録しておくものとするのである。 節目といえば、タバコとは無関係に、昨日今日あたりはオレの人生の一つの「節目」に違いない。 十余年働いた会社を辞めることにして、現場を引き上げてきた。 世話になったお客さんのうちの何人かと挨拶を交わしてからまとめた荷物は、カバンの中におさまるぐらいの量だった。てみやげとしてもらったせんべいの紙袋のほうがかさばるぐらいだった。誰にも挨拶することなく、来週また来そうな感じで去ってきた。 感慨も寂寥も特になかったから、特段書くこともなにもないのだけれども、俯瞰してみたりすると、やっぱり一つの節目っぽいからここに記録する。 この十余年の印象としては、なんとなくだらしのない職場にいて、しまりのない仕事をして、目的もなくグダグダな日々を過ごしてきたな、ということぐらいである。 その最期を飾るこのプロジェクトは、いろんな意味でグダグダのまま終わった。ある意味このだらしのなかった十余年を象徴しているような仕事あり、人間関係であった。グダグダの集大成と総決算だったといってもいいかもしれない。 そこからようやく抜けられたんのである。 環境が変わる不安と、新しい希望への期待が同時に訪れている。「節目」とはそういうものだとも思う。 次の新しい仕事がどんなだか全くわからないから、グダグダじゃないとはいいきれないけれども、少なくともわからないぶん、期待できる余地はあるんじゃないだろうか。と思いたい。。 追伸: バリの友人から絵葉書が届いた。 自慢話だけじゃなく、無添加の石鹸とかそういうものを送ってくれたりしてもよいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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