フォード自動車の誕生 16日の日記
クロニクル フォード自動車の誕生1903(明治36)年6月16日114年前のことになります。この日、ヘンリー・フォードは、11人の投資家の支援を受けて、2万8千ドルの資金を元手に、フォード・モーター・カンパニーを創設しました。カール・ベンツが自動車の生みの親と言われるのに対し、ヘンリー・フォードは、自動車の育ての親と言われます。創立5年目の1908年に、彼が世に問うたT型フォードが発売され、最盛期には米国の自動車の半数以上を占めるという、大ヒット商品に育てたのです。発売以後、1927年の生産休止まで一度もモデルチェンジすることなく、累計で15,007,033台生産されたというのですから、驚きです。生産はベルトコンベアによる流れ作業方式を採用した最初の自動車としても知られています。以後、T型フォードの記録を上回った自動車は、フォルクスワーゲンのタイプ1があるだけです。この車の生産台数は、2,100万台以上だったとされています。