2013/01/17(木)02:06
ロサンゼルス大地震 17日の日記
クロニクル ロサンゼルス大地震
1994(平成6)年1月17日
ロスを含むカリフォルニアは地震の多いところです。ロサンゼルス地震も大きなものが何度も起きています。それでも19年前、1994年の大地震はマグニチュード6,8で、被害規模も大きな地震でした。
それは阪神・淡路大震災の丁度1年前のことでした。早朝5時台と通勤時間帯の前だったことも共通しています。その結果、被害の拡大が防げたのは、不幸中の幸いでした。
ロス地震では、窓ガラスが大量に割れ、市内各地の病院で、窓側のベッドを使用していた患者の被害が最多だった点に、大きな特徴がありました。役所や警察、消防署の窓ガラスも割れており、通勤時間帯でしたら、通行人に大きな被害が出ただろうと、指摘されています。
またもし日中であったら、学校という学校で、相当数の児童・生徒・学生に被害がでただろうとされています。
耐震強度の高いガラスが、この後急速に普及するようになったのは、まさにこのロス地震の副産物でした。