カテゴリ:国際政治
クロニクル オスロ合意調印
1993(平成5)年9月13日 26年前のこの日、ノルウェーのオスロで、パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長と、イスラエルのラビン首相は、パレスチナの暫定自治に関する基本協定(オスロ合意)に調印しました。 パレスチナ解放機構(PLO)に、第3次中東戦争以来イスラエルが占領中の、ヨルダン川西岸地区とガザ地区における自治権を賦与、いずれは政府と認めることで、アラブ・イスラエル紛争に終止符を打とうとする野心的な協定でした。 この協定がアメリカ及びイギリス政府の頭越しに、密かに計画され、そして結ばれたことの意味は、将来のアラブ・イスラエルの関係を見て行く上でも軽視されてはならない、重要な示唆を含んでいるように、当時私は考えましたが、ラビン首相の暗殺で事態は変り、イスラエルの強硬姿勢で、残念ながら事態は、泥沼化の一途を辿ってしまっています。 イスラエルの硬直した姿勢が変わらない限り、共存への道は見えてこないのでしょうね。残念でなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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