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カテゴリ:シェアしたいこと
若い頃に一時期本屋さんに勤めていたことがありました。 担当は児童書、ということもあって いろんな本を知るきっかけにもなりました。 絵本や児童書というと子どもが読む本と思われがちですが 実はおとなにこそ必要な情感がたっぷり詰まっていたり 短いストーリーや単純そうに見える挿絵の中に 奥深い意味が隠されていたりもします。 さて「フランチェスコとフランチェスカ」 まるで爽やかな恋愛小説を読んだあとのような 喜びが溢れてくる気持ちに あれっ、このお話は別に恋愛の話じゃないのにと 不思議な気持ちになってしまった本です。 この本を知った時点で、すでに絶版になっており 簡単には手に入らない状態でした。 数年前にアマゾンのマーケットプレイスでご縁があった方に ある古本のサイトで売りにでているという情報をいただき やっと手に入れたのですが(適正価格で) 私にとっては、まるで奇跡が起きたかのように 思えた出来事でした。 今でもアマゾンでは古本とはいえ 入手困難のためか高価格で売りに出されていますから。 30年前には普通に入手出来た絵本が 今ではけっこう絶版になっていて 本当に悲しい思いでいっぱいです。 娘が生まれた直後に始めて買った絵本 「ひよこのかずはかぞえるな」 この本も何度かの引越しのためか紛失してしまい その後絶版になったことを知りました。 こちらもアマゾンでは高値がついています。 たぶん図書館では借りることが出来るでしょうから 機会があったら、是非読んでみてくださいね。 お薦めの絵本はたくさんありますが 今となっては簡単には買えないというだけでも 貴重な絵本だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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