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テーマ:徒然なるままに(1486)
カテゴリ:シェアしたいこと
一昔前になりますが、いわゆる「成功法則」や「願望達成」に関する本を 読み漁ってワクワクしていた時期がありました。 何だか将来に希望がもてるような、素晴らしい未来が待っているような そんな錯覚さえ覚えてしまう、そんな状態でした。 でも本を読んだり、話を聴いたりしたときはハイな状態になっても 現実の世界はそんなに甘くはありません。 (まあこれは私自身の問題でもあったのですが) 冷静になって考えてみると、成功したり願望達成したのは本の著者であり その本の読者が成功するとは限らない、という事実に薄々気づき 上辺だけの夢物語に躍らされていたのかも、と 最近はそういう世界から遠ざかっていました。 そして自分のなかで、成功することや願望達成することが 特別幸せなことではないという思いも生まれていました。 幸せって何でしょう。 望みが叶った状態、全てが満足いく状態、充足感があること それは物質的、精神的に恵まれた状態のこと? 果たしてそうなのでしょうか? 答えは・・・たぶん一つではないと思います。 人によって幸せのカタチなど違うはずですから。 私にとっての究極の答えは どんな状態でも幸せだと思えること。 そういえば「元気が出る達人語録」という中で見つけたのですが 皇后陛下である美智子さまが 「幸せな子」を育てるのでなく どんな境遇に置かれても「幸せになれる子」を育てたい。 という言葉をおっしゃってるようです。 どんな境遇に置かれても、なんて 実際はかなり難しいでしょうけど、共感出来る言葉です。 さて、幻冬舎から『しがみつかない生き方』香山リカ著 という本が出版されているようです。 (教えてくれたかねきちさん、ありがとう) その中で、ふつうの幸せを手に入れる10のルールというのがあって (以下がその10のルール) 1.恋愛にすべてを捧げない 2.自慢・自己PRをしない 3.すぐに白黒つけない 4.老病死で落ち込まない 5.すぐに水に流さない 6.仕事に夢をもとめない 7.子どもにしがみつかない 8.お金にしがみつかない 9.生まれた意味を問わない 10.〇〇を目指さない この内容にも強く共感してしまいました。 実際に本を読んでないので、偉そうなことは言えませんが 私自身、過去の体験に基づいて考えていたことが 幾つも重なっているので、究極の答えに近いと感じています。 但し、これは人によって違うでしょうから 押し付けようという意図はありませんので、悪しからず・・・。 何といっても、「ふつう」の幸せという言葉に 共感を覚えた次第です。 私たちはあまりに恵まれすぎていて ふつうの幸せ、という状態がどういう状態なのかを 考えることもなく日々過ごしていますから。 幸せは求めるものではなく、認めるもの 私はそう思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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