こころの声を聞きながら・・・

やった～♪と大喜びの私ですが

何を喜んでいるのかというと・・・・

これ、これ、この魚の干物を見つけることが出来たからです。



さあ、これは何という魚の開きでしょうか？

答えは「えぼ鯛」です！



もう随分前になりますが、独身時代と結婚してから５年ぐらい

伊豆の伊東市に住んでいました。

熱海から伊豆半島を下田に向かって下る途中にある観光地です。

海に面しているので、それはもうお魚が美味しくて

特に近辺は干物街道と言っていいぐらいに

干物の専門店がズラ～っと海岸沿いに並んでいて

散歩がてらに海沿いを歩くと、そこらじゅうで干した魚が

目に入るという街でした。



もちろん、海岸沿いだけでなく街中でも干物屋さんは多く

朝食前に近所で干物を２匹買ってきて

すぐに焼いて朝食という新婚時代を過ごしました。

干物と言っても「ムロアジ」「真アジ」「カマス」「キンメ」

そして白身なのに脂がのっていて、柔らかいプリプリの身の「えぼ鯛」

などなど種類も多くて

いくら福岡が魚が美味しいと言っても

さすがに沼津や清水などの漁港が近かった伊東には

かなわないと思います。



そして福岡など九州ではお目にかかれないと思っていた「えぼ鯛」の干物

それが今日、何とスーパーの魚売り場で売られているではありませんか！

伊東を離れてうん十年、伊東の知り合いが送ってくれたのと

数年前にどうしても食べたくて、ネットで買って以来

今日が３回目ということで、口には出さずとも

「やった～！」と心の中で叫んでしまったわけです。

産地は佐賀の唐津で、嬉しいことに食塩のみで作られていました。



干物と言っても最近はやけに添加物が多くて

「PH調整剤」や「酸化防止剤」などが使われてることが多いんです。

大好きな「えぼ鯛」の干物が無添加で売られているなんて

今日はとっても幸せな気分でした。

ちなみにこの「えぼ鯛」またの名を「イボダイ」「シズ」とも

言うそうです。



機会があれば一度ぜひ食べてみて下さいね。

とっても美味しい干物でお薦めです。