こころの声を聞きながら・・・

「きんぴらごぼう」や豚汁などに大活躍のゴボウですが

ゴボウはアク抜きをして（酢水などにさらして）使ってらっしゃいますか？

私はずっとずっと、ゴボウはアク抜きするものだと信じ込んでいたので

酢水でないにせよ、水にはしばらくさらして使ってきました。

けっこう浸けておいた水も茶色く濁るので、これが「アク」なんだと思っていたし

ゴボウ自体洗ったあとに、包丁の背の部分で皮を削るようにして

皮も取っていました。

実家で母がそうしているのを見て育ちましたからね。



ところが数カ月前のこと、テレビを見ていたら！

ゴボウ茶が若返りに効くという番組をやっていて

何とゴボウ茶を飲み続けているという現役医師が登場されていて

実年齢よりもはるかに若々しいのに驚いてしまいました！

そして、ゴボウは皮も剥かず、アク抜きもしないほうがいいと言われていて

ええっ～～～！今まで何十年ももったいないことをしてたんだ、と

目からウロコの思いでした。



自分でもいろいろ調べてみると・・・

どうもゴボウのアク抜きをしないことなど当たり前のことだったようで

知り合いに聞いてみたら、しない人も多く

ただ単に私が無知だったことがわかりました。

ゴボウを浸けておいた水が茶色くなるのは「ポリフェノール」だそうです。

酸化して変色するだけで決してアクではないようで。

一時期「ポリフェノール」って騒がれましたが

そんなに身体に良いものを捨てていたのは勿体なかったですね～。



果物や野菜は皮の部分が栄養価が高いということで

（知識として知ってはいても実践が伴っていなかったので）

私も出来るだけ、皮は剥かないように現在ＴＲＹ中です。

それにしても、ほかにも思い込んで信じていることが

実は何の意味もない、なんてことたくさんあるんでしょうね。

まあ情報としてはたくさん受け取っていても

聞く耳を持ってない場合もあるでしょうし

広範囲に目を向けること、脳を柔らかくすること

知らないことはたくさん吸収したいですね。

ただし、まがいものの情報も多いので取捨選択する技術も

磨いていきたいものです。