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前回の続きで、思わず噴き出して笑っちゃう本のご紹介です。 漱石の「吾輩は猫である」に続いて高校時代にはまったのが 2年ぐらい前にも日記で書いたことがある 『オヨヨ大統領という怪人が登場する8冊のシリーズ本』です。 著者は小林信彦氏、ナンセンスギャグが満載の当時の社会背景が そのまま反映されたような面白さでした。 残念ながら今では絶版ですが、USEDでは入手可能です。 私も年齢的に箸が転んでもおかしい年頃だったので 通学列車の中で笑いを噛みしめていたのをよく覚えています。 抱腹絶倒と言えばこの本の右に出るものはない、それぐらいお薦めの本は 土屋賢二氏のエッセイ本。 数年前までお茶の水女子大で哲学の教授をされていて 「棚から哲学」「ツチヤの軽はずみ」「われ笑う、ゆえにわれあり」など 多くの本を出版されています。 どれも短編集なのですが、プッと噴き出すなんて生やさしいものではなく 涙がこぼれて視界が見えなくなるほど、笑いすぎに注意! といっても過言ではないぐらいに笑える本です。 ギャグではなく、巧みな言葉の使い方、発想のユニークさでは きっと頭が良い方なんだろうな、と思わせてくれます。 見方を変えれば、自虐ネタって感じがしないでもないですが。 そして最後に私にとって最新の笑える本 宮田珠己氏の旅?のエッセイ本です。 どうして「?」をつけたかというと、確かに旅に関するエッセイなんですが ベクトルが違っているというか、普通の感覚とは違いすぎるからです。 本のタイトルも「ときどき意味もなくずんずん歩く」とか 「ジェットコースターにもほどがある」 「日本全国津々うりゃうりゃ」「私の旅に何をする」などなど タイトルだけでも面白そうです。 旅のエッセイ本でこれだけ笑えるか?ってぐらいに笑えます。 真剣に読む本の部類ではないので(著者さん、ごめんなさい!) どちらかというと、時間潰しにはぴったりかもしれませんが 人前で読んだら大変なことになりそうです。 宮田珠己氏はちょっと変わった人のようですが 読んでるその人もちょっと変わった人に見られる可能性あり! というぐらいに面白い内容です。 笑いのセンスというのは、天が与えたものなのでしょうか。 センスというのは、どんな世界でも身に付くものではなく 生まれつきで備わっているものという感じがします。 センスは磨いてより輝くというより 磨かずとも光っているものなんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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