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テーマ:徒然日記(23621)
カテゴリ:ひとりごと
人は春の訪れと共に気持ちが明るくなって来るのでしょうが 年齢を重ねるに連れて様々な体験も増えた、ちょうど私ぐらいの歳になると 世の無常を嘆きたくなるような話も飛び込んできます。 まあそれが「老い」というものなのかもしれませんが・・・。 かと言って私自身は相変わらず「ケセラセラ」で暮らしているので 人さまから見たら、苦労知らずのポジティブ人間に見えるのかもしれません。 苦労話など別にしたくもないですけどね。 さてさて、世の中にはどうして苦労しないで平穏な人生を送る人もいれば 苦労を背負って生きるような人もいるのでしょうか。 私は答えが欲しくてここに書いたわけではないのですが 最近面白い話を耳にしました。 まずひとつめ。 カリフォルニアで、アメーバの育つ条件を調べるための実験が行われた話です。 アメーバの一群を二つの異なるタンクに半分ずつ入れ 第一のタンクでは、水の温度・水位などなど成長に必要な完璧な環境を整え 第二のタンクに入れられたアメーバは暑さと寒さの極限に置かれて 最悪の環境で育てた・・・ 結果、早死にしたのは第一のタンクの完璧な環境に置かれたアメーバだった! 研究者たちは あまりに居心地よい環境にいると、よどみや腐敗が生じる。 一方、努力を強いられたり、周囲に馴染むことを余儀なくされることは 成長を促進する、と結論づけたそうです。 次、ふたつめの話。 水族館ではイワシの水槽にあるモノを入れるそうです。 あるモノでイワシが長生きするというのが理由。 それは・・・何と、天敵のサメ! このサメは別に餌を食べさせているので イワシの群れを襲うことはないそうですが イワシのほうは天敵のサメを見て緊張し、それが健康にいいそうで 通常の1、5倍長生きするのだとか。 そのまま人間に当てはめることは出来ないかもしれませんが 苦労するのも意味があることなのだと言うことが 腑に落ちた二つのお話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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