世界一周114日間、何食べた? No.110 :人はノドカだけど、海は荒れる時もあるイースター島
もうすぐ9月のシルバーウィークです。 国内はゴールデンウィーク並みの大渋滞になるという予測が出ていますし、海外に出かける人も多いみたいです。かくいう私は、シルバーウィークの計画が遅れたので、格安航空券を入手できず、大人しく日本にいる予定ですせっかくの5連休ですけど、読書の秋とするかもです。それに、スクスク生育しているミニバラの鉢とコリアンダーの鉢の世話も必要ですから、長期不在は難しいわと、自分に言い訳しています。その真紅のミニバラ、次々と可憐な花を咲かしています。室内に置いているので、虫が来てくれる事は無いのですが、一生懸命太陽に向かって花を咲かせており、なかなか健気です。さて、「世界一周ひとり旅、何食べた?」の話です。2007年3月17日は世界一周ひとり旅の後半戦46日目で、通算で数えると、98日目になります。いきなりですが、この標識、何処にあるものか分かりますか?神戸から7,584mn.(11,376Km) さて、何処でしょう? 「MN.」はメートルマイル(Metric mile) 1MN.=約1,500メートル メートルマイルについては、詳しくはウィキペディア(Wikipedia)のマイルの項を参照ください。正解は、太平洋の孤島イースター島です。南米チリ領ですが、首都サンティアゴから約3700km、お隣のタヒチまで約4000km。 本当に孤島です。この日はサンティアゴからラン航空でイースター島へ約3700km移動した日です。ちなみに、国内線というより、限りなく国際線なので、空港へのミニバスの送迎時間は出発の3時間前の5:30amでした。眠い目をこすりながら、LA0841 で8:30サンティアゴ出発、イースター島には11:30過ぎに到着しました。写真はイースター島に到着した時の滑走路にポツンと停まるラン航空の機体です。なにしろ管制塔があるのか疑問なぐらいシンプルな飛行場です。搭乗口のある建物も平屋つくりです。そんなシンプルな建物に入ると、ホテルの客引きの人やカウンターがズラリ並んでいます。そこで自分の予算にあう宿を探すことができるのです。空港からイースター島の中心地へは車で10分弱です。 私は「KONA TAU YH(個室 US$25)」に決めたので、YHの車で宿へ送迎してもらいましたが、その道中にイースター島のメイン通りを車中から案内してもらいました。正直、本当に鄙びた村という感じです。 「ここは、メイン通りです。」と説明があったとき、車窓の風景は、まばらに平屋の店や家が並ぶ通りが見えるだけ。 思わず失笑してしまいました。メイン通りから少し離れた海沿いの道では、放牧中の馬の親子がノドカに道端の草を食べていました。その分、本当にリゾートに来たという気分になります。写真は、イースター島のメインになるHANGA ROA湾の風景です。 この湾から漁船やダイビング船が出港しています。ですが、さすが太平洋の孤島です。湾を出たところでは高い波が岩場に砕けて巨大白波がたっていました。この数日、波が高かったそうです。こういう風に海がしけると物資輸送船が着岸できず、暫く物不足になるイースター島だそうです。さて、この日の食事はラン航空の機内食メインでした。チキン&アボカドロールサンド、オムレツ、コーヒーの朝食、ハム&チーズサンド、オレンジジュースの昼食は機内食だったのです。そして、イースター島で最初の食事は、オヤツのチョコレートケーキ、メロンジュース、コーヒーで1万チリペソ(約2300円)なり食事は庶民派食堂でセビッチャ(白身魚の刺身)、缶スプライトで6500チリペソ(約1500円)なり。やはり、食費が高くなるイースター島なのでした。