2008/09/20(土)22:31
F-117ステルス戦闘機の解体実験
米空軍が今年4月に全機退役処分としていたF-117ステルス戦闘機の実機を使った解体処理実験を実施していたことが米空軍の発表により明らかとなった。
F-117の解体処理実験は8月26日、カリフォルニア州パームデールにある米空軍の第42工場基地(Plant 42)で実施され、屋外に駐機状態にされたF-117ステルス戦闘機は、キャタピラー製の解体工事用の大型重機を使って完全に粉砕され、瓦礫の山と化した。
<テクノバーン>
アメリカの軍用機の末路と言えば、砂漠の真ん中にずらりと並べられている「あの光景」が頭に浮かびますよ。
砂漠の真ん中に捨て置かれ、ただ朽ち果てるのに任せるというも哀しいが、それはそれで、なんとも哀愁の漂う「絵になる光景」のように思います。
でも、強制的に重機を使って粉砕される光景は、哀れ過ぎて見ていられない。
一時期は、その外観すら機密だったこともあるF-117ですよ。
そういや、この機体がまだ現役だった頃、アメリカ国内の基地祭でもこれだけは近くに寄れなかった事を覚えています。
↑銃を持った軍人さんが、目を光らせている図。←日本国内の基地祭では当たり前の光景ですが、アメリカ国内では異質なのです。
骸すら、人目を忍ばなければならないとは・・・・・・物哀しい限りですね。(;´_`;)
<追記>
それにしても、生産数は60機程度だったんですね。
なんか、もっとたくさん配備されていたような印象がありますよ。
てっきり、全機「モスボール」されて、いつでも復帰できるようにしてあるのだと思ってましたが・・・・・どうやら、残されるのは少なそうですね。(^_^;)
ハセガワアメリカ空軍 ステルス戦闘/攻撃機「F-117A ナイトホーク」 1/72 (E1)
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