2009/07/24(金)00:02
訃報――アニメーター、金田伊功さん
パースをあえて歪ませることでダイナミックな迫力を出す「金田パース」や、キャラクターの手首や足首を思いっきり曲げさせてガニマタジャンプを決める「金田ポーズ」など、アニメ界で数々の表現技術を開発したアニメーターの金田伊功(かなだ よしのり)氏が7月21日夜に心筋梗塞のため亡くなりました。57歳でした。
<Gigazine>
知っている人は少ないと思います。
ただ、アニメファン・・・・・特に、SF・ロボットアニメ好きな人なら、名前くらいは聞いたことがあるかも?
おそらく、リミテッドアニメで最もダイナミックな躍動感を出せたアニメーターだと思います。
個人的には、
サイボーグ009のOP(2期:曲が「誰がために」のヤツ)
ジョーの涙・・・・そして、ドルフィン2世号が海中から飛び出して来るシーン・・・・・鳥肌モノでした。
銀河旋風ブライガーのOP
正直、ストーリーはあまり覚えていませんが、OPとEDだけは強烈に残っています。
幻魔大戦
戦闘シーンは、芸術的に美しかった。
↑その他、言い始めたらキリがありませんね。
「一生、『一(いち)アニメーター』で行ければいい」
なんとも、金田氏らしい言葉じゃないですか。
57歳か・・・・・・若いなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。(-人-)
世紀末アニメ熱論
<追記>
金田伊功の名前は知らなくても、彼が描いたシーンは多くの人が見たことがあると思います。
「風の谷のナウシカ」
オープニング、メーヴェの飛行シーン。
「天空の城ラピュタ」
パズーとシータが凧(グライダー)で竜の巣に突入するシーン
「となりのトトロ」
ネコバスの疾走シーン
ジブリ作品でも、印象的なシーンばかりですよ。
すぐに、頭に浮かんでくるシーンではないでしょうか?
すべて、金田氏の仕事でした。
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