カテゴリ:震災・原発
夏休み自由研究特集、最終回は、いろいろ考えましたが、実はこのことを"知る"ことが今、最も大切ではないかと思いました。 そう、3.11「東日本大震災」のことです。 小さいお子さんには、ちょっと無理かも知れませんが、小学生高学年・中学生、高校生には、今回の地震と津波の恐ろしさ、懸命の救助活動、そして被災地で今なお苦難にあえぐ東北の人々の思いを、私たち親の世代が、しっかりと語りついでいかねばなりません。 特に最初に御紹介する一冊の本は、ぜひ子どもさんたちに読み聞かせてほしいです。 タイトルは、「つなみ」 被災地のこども80人の作文集-- 今回の大震災を体験した幼稚園児、小学生、中学生の書いた作文集です。こどもの顔写真と原稿用紙に書いた作文と絵がそのまま掲載されています。
また、夏休みを活用して、防災意識を高め、学び、できれば家族で「防災訓練」をやってみることもよいのではないでしょうか。 未曾有の大震災と原発事故でとてつもない打撃を受けたニッポン。その復興の道のりは、長く、険しいものとなるでしょう。 今の大人たちから、やがては子どもたちへとバトンタッチされていくに違いありません。 日本の新たな再生のために、輝かしい奇跡の復興を成し遂げるために、今このときにこそ、子どもたちにしっかりと伝えていきたいものです。 3.11後、初めて迎える夏休みは、過去のどの夏休みとも違う、"大切な意味"があると思います。
|