テーマ:福島第一原発事故(374)
カテゴリ:震災・原発
私の職場(福岡市)では、男性社員が交代で福島へボランティアに行っています。
ちなみに、環境NGO団体の「グリーンピース」が調査した結果を紹介します。 いずれも5月3日~9日の間に、福島県内の沿岸または沖合で獲れたものです。 ●久ノ浜港沿岸で採取したホソメコンブ=1万9000ベクレル/kg以上 ●久ノ浜港沿岸で採取したフクロノリ=1万6000ベクレル/kg以上 ●四倉港沿岸で採取したカヤモノリ=1万4000ベクレル/kg以上 ●四倉港沿岸で採取したホソメコンブ=1万8000ベクレル/kg以上 ●江名港沿岸で採取したアカモク(ホンダワラ科の海藻)=2万1000ベクレル/kg以上 ●富神崎港南沿岸で採取したアカモク=2万3000ベクレル/kg以上 ●福島第一原発の南東53km沖合で採取したアカモク=1万3000ベクレル/kg以上 放射性ヨウ素の基準値が2000ベクレル/kg、放射性セシウムの基準値が500/kgだから、いずれにしてもとんでもなく高い値です!
海に放出された放射性物質は、水より比重が大きいから、いずれは海底に堆積します。 だから、海底に棲息して動かない海藻類は放射能汚染の影響を受けやすいのだそうです。 本来、海藻を調べるのが汚染の実態を知るいちばん簡単な方法なのに、政府は調べようともしないし、マスメディアも、まったく報道しない-- ちなみに、農水省のホームページのQ&Aを見てみると、魚は一週間に一回、調査しているとし、今、市場に出回っている海産物は食べても問題はない、と書かれています。 あまり考えたくはありませんが、どうも国や大手マスメディアは、国民の目を「汚染牛」だけに向けて、最も不安の大きい魚介類・海藻類のおそるべき「汚染実態」をひたすら隠し通そうとしているのではないでしょうか? 何が「国民の生活が第一」でしょうか! こんな「目くらまし戦術」には、もう黙っていられない、猛烈な怒りがこみ上げてなりません!
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最終更新日
2011年08月07日 12時54分47秒
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