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東京・渋谷にある、日本華泰茶荘という茶館に行ってきました。
台北に本店のある茶館の日本支店なのだそうです。 茶葉や茶器の展示販売、喫茶、講習会などが行われています。 http://www.chinatea.co.jp/ 今日は茶壺(急須)を買いました。 うちには1コ、台湾の鶯歌で買ってきた茶壺があるのですが、 1コあるだけでは複数のお茶の飲み比べができないので、 飲み比べ用に、のつもりで買いに行きました。 が、お茶の世界はいろいろと奥が深いらしく、 淹れるお茶によって、使う茶壺は換えるべきなのだそうです。 今回店員さんに教えてもらったのは、 鉄観音のような色の濃いお茶を淹れるのに、 朱色や黄色の茶壺を使うと、茶壺に色がついてしまい、 見た目に汚くなってしまうのだそうです。 というわけで、鉄観音を淹れたいのであれば、 こげ茶色、または黒色の茶壺が適するのだそうです。 木柵鉄観音用に、ということで、こげ茶色の茶壺を買いました。 小さくて丸くてかわいらしい形をしています。 茶壺本体とフタを、深緑色のひもでつないでもらいました。 目の前で編んでくれるその手さばきに感服しました。 店員さん、とっても親切な上に物知り。 知識をひけらかすでもなく、モノを売りつけるでもなく。 こちらの無知にもお付き合いいただき、丁寧に説明してくれました。 頭が下がります。 そしてまた、自らの「養壺」のお話を聴かせてくれるあたり、 ご本人もかなりのお茶好きな様子が伺えます。 が、一つだけ、とても気になったことがあります。 それは、茶葉や茶器の名前が、すべて日本語読みだったことです。 「木柵鉄観音(mu4 zha4 tie3 guan1 yin1)」を「モクサクテッカンノン」、 「聞香杯(wen2 xiang1 bei1)」を「モンコウハイ」、など。 日本で日本人相手に商売する以上、 これが当然のことなのはリクツではわかるのですが、 ワタクシには感覚的にかなり違和感を覚えました。 日本のお店ではこの点に関して、 みなさんほぼ同様であろうことは想像に難くありません。 これまで、用語を全て中国語読みで憶えてきたワタクシには、 日本での中国茶学習において、新たな課題ができたようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002.11.06 21:26:54
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