2008/07/15(火)12:58
北京の青空と、小説「兄弟」日本語版出版
“大気汚染が深刻な”がすっかり枕詞になってしまった北京。
日本で取り上げる映像はスモッグがかかった日ばっかり撮影しているから、
普通の日本人は“北京=365日スモッグ”って想像するよねえ。
3月から4月ごろばかに青空が広がる日が続いたから、
日本の実家の母に
「空が青くてどこまでも散歩したい気分」とメールを送った。
でも「そんな話は信じられません」という返事が来たっけな。
しかしこの日はいい天気だ!
あんまり遠くまで見渡せたので、写真を撮ってしまった。@自宅の窓から。
燕沙橋、朝陽門まではっきり。国貿ビルの3号楼も見える。
@ランチタイムの和飲輪飲。
こっちに西の山が見えれば。
あっちにビルの向こうに平原が続くのが見える。
…ってこんな写真を紹介しても、
多分日本のメディアには“疑惑の青空”と形容されてしまう。
確かにこのところ、
曇りorスモッグ→降雨→晴れ曇りorスモッグ→降雨→晴れ
のパターンだし。
夜はまた和飲輪飲で、
中国小説「兄弟」の日本版出版を記念してのお食事会。
作者の余華さんと翻訳家の泉京鹿さんを囲む。
光栄にも余華さんから本にサインしてもらった。
泉さんにもサインを入れてもらった。
↑これはじゃんすさんが余華さんにサインしてもらっているところ。
正直、ちゃんと読みたかったんですー。
東京の書店で平積みになっているのを見つけて、その場で立ち読みして、
上巻の1/4くらい一気に読んじゃって、心残りだったから。
読後感はまた後日。