2010/10/22(金)20:01
七五三てんやわんや 後編
こんばんは、しゃおたいです。
さて、七五三写真撮影も
後半になりました。
まずは希望していた家族写真から。
娘の機嫌取りで必死のスタッフを見、
さぞや強張っているであろう娘の表情を思い浮かべ
ついつい笑いがこみ上げる両親に対し
案の定仏頂面の娘。
表情のギャップに手を焼くカメラマン。
それでもどうにか家族写真を撮り終え
メインの本人撮影に…
カメラマンや助手のご機嫌取りや指示に
しぶしぶ応じながらも決して表情を崩さない娘に、
手を焼いたかいつしか助手がもう一人増えていて
スタッフ三人+両親の5人がかりでおだてまくり。
小道具の和傘を担ぐは木刀の如し。
立てて差したい娘に対し、
肩に乗せて差してほしいスタッフ。
そっと傘の柄に手を添えるも
すかさず見とがめる娘。
ここでもプチ攻防戦^^;
椅子に座れば草履を飛ばし、
千歳飴の袋(作り物)は持ちたくないと振り回し
床に直接座ることは拒否、
次々に椅子を持ってこさせ
小道具に差し出された和柄のぬいぐるみでなく、
棚に置かれた洋装用のピンクのクマを要求
口いっぱいに溜めた唾を自慢げに見せびらかし
襟巻きをクシャクシャに丸めまるで雑巾のよう…
一体どんだけ育ち悪いのアンタ(TT)
「そんな娘に育てた覚えはない!」
この先幾度となく繰り広げられる母娘喧嘩で飛び出しそうな
台詞が初めて頭に浮かび
散々冷や汗をかかされた撮影もなんとか終了。
再撮という事態は避けられました。
撮影後の写真選びでは、すっかりリラックスモードの娘。
キッズコーナーに置かれたテレビに流れるトム&ジェリーが気に入らず、
取り替えを要求。
我が儘放題に恐縮する両親をよそに笑顔で応じるスタッフ、
「(撮影中も)泣かないだけえらいですよ~^^」
とまで言ってくれるし
この人たちの忍耐強さにひたすら頭が下がります。
そういえば予約の際には一切娘の名前を聞いていないのに
私たちが娘に呼び掛ける「ちーちゃん」の声を聞きもらさず
いつしかスタッフ全員に知れ渡っているという
これぞプロ!の接客を見せていただけました。
その「ちーちゃん」は
長い写真選びも辛抱強く耐え(?)、
満面の笑顔でスタッフに手を振り振り退店。
嗚呼その笑顔で撮られて欲しかった…
こりゃ予約時間の二時間前から入店して
慣れさせておかないとダメだな。
と思ったしゃおたいでありました…