花と犬

昨日のＹＡＨＯＯのトップ画面の写真欄に　　2005.4.25　　わすれない　　脱線忘れないとあった。 ４月25日はＪＲ福知山線の脱線事故の日なんだ、と改めて思い出した。そしてこの日は、ショウの命日。 　在りし日のショウ  20kg以上もある犬にしては、ショウは15歳という長寿だった。最後は歩くこともままならなくなり、亡くなる１週間ほど前からオムツをつけていた。    西紅柿は当時、仕事が一番忙しい時期で、亡くなる前日の土曜日は午前が講習だった。午後、ショウのオムツを取り換えてから汚れているお尻周りをお湯で絞った布で拭いてやると、「ありがとう」とでも言うかのように、ゆっくりと尻尾を振った。    亡骸を火葬するまでの間、玄関わきの涼しい場所に置いておいたら、ショウの濃い赤茶色の被毛の上に、薄いピンクのアンズの花びらが散っていた。 ここ数年は暖かいためか、アンズはもう散ってしまい、今はハナモモの花びらが散り頻っている。