動物たちの未来のために

2008/01/22(火)02:53

短すぎる・・・

宮崎中央犬管理所(563)

12月に遺失物法が改正となり、警察の二週間「保管」がなくなってしまいました。 この二週間の間に、無事に飼い主さんがみつかった仔は沢山いました。 たかが一日たかが二日ではないんです。 「いのち」のかかった大切な時間なんです。 このコリーは、1月13日に警察署に届けられましたが、明日22日が命の期限日です。 二週間+3日~5日だった期限が、遺失物法改正により、 わずか10日しか飼い主を待つ事ができませんでした。 私も、今日・・・命の期限日前日にこの仔に会いました。 半日ではどうしようもできません・・・ ホッタテ小屋でも駐輪場のようなちょっとした屋根のあるスペースでもいいんです。 迷子として届けられた仔だけでも、保護できるスペースはできないのかな・・・ 管理所にはちょっとしたスペースはあるのですが・・・ 職員さんを保健所からあと一人だけでも配属してくれれば 不可能ではないと思ったのですが・・・ 「簡単じゃん!すぐにできるやん!」と考える事自体、私は甘いのでしょうか? この仔は、里親希望さんがいらっしゃるそうです。 どうか無事に決まっていますように・・・ マダニだらけのこの仔・・・長い間放浪してたのでしょうか・・・ この仔は今朝の「朝日新聞」宮崎欄に載っていた仔です。 詳しくは、「スタッフさんブログ」にてお願します 檻からチョコンと顔出してたこの仔の写真に飼い主や知り合いの方が 気付いてくれていますように・・・ 捨てられた仔でありませんように・・・ 「不要」とされたこの仔達が最期はどんな仕打ちが待っているのか・・・ 殺しているのは、職員さん達ではない・・・ 殺しているのは自分たちであり・・・ 職員さん達に辛い作業を押し付けているのは自分たちだという事に どうか気付いて欲しいです。 それはクソ飼い主だけではなく、クソ飼い主と同じ私達「人間」がしている事です。 ダンボールに入れられて捨てられてた子犬たちです。 ラブラドールのミックスです。 生後一ヶ月でしょうか・・・指を出すと一生懸命おっぱいを求めていました。 まだお母さんの温もりが必要な仔達です。 管理所は寒い山中にあります。 三頭寄り添って寒さをしのいでいるのでしょう・・・ ステンレスの床では底冷えするだろうと、職員さんが麻袋を敷いてくれていました。 どうか・・・少しでも多くの方に知っていただけますように・・・   

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