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カテゴリ:宮崎中央犬管理所
上顎、下顎がパックリ二つに割れ、 舌はその衝撃で?み切ってしまったのか半分なくなっていました。 市民の方が病院に運んで下さり、動物病院の先生は、 行き場が保健所だとしても、この仔の命は終わると決まったわけではない と、緊急手術をして下さいました。 ズタズタになった残った舌と上顎を縫い、 下顎はワイヤーで固定して下さっていました。 口が閉じれない状態なので、よだれは垂れ流し状態… 常に拭いてあげないと、よだれで手がかぶれてしまいます。 食べる事も…水すら自分では口にできないので、 数ヶ月は介護が必要となります。 保護期限が切れた今日、この仔をレスキューして来ました。 どこまでバカかと…どこまで身を削るのかと… 呆れ声が聞こえてきそうです。 だけど、衰弱死したこの仔… この仔の死がなかったら、黒ネコちゃんとも会う事もありませんでした。 色んな偶然が重なり、黒猫ちゃんの存在を知り、 黒ネコちゃんに触れることとなりました。 衰弱死したあの仔が、引き合わせてくれた様な… そんな思いがしてなりません。 この仔の怪我の状態を見た獣医師さんは、 交通事故は交通事故でも、顔面をぶつけたのではなく、 頭の上をタイヤが通過したんだろう…との事でした。 車のタイヤが頭を乗りあげる…? 自分の身に置き換えてもゾッとしますが、 正直、どんなに怖くどんなに痛かったか…想像すらできません。 「よくぞ生きていたね…」 この仔が愛おしくてたまりません… 数ヶ月前、交通事故にあったのか道路で亡くなってた猫が居ました。 その仔も黒ネコでした。 検証してみたのですが、この仔は車にはねられ、 内臓を引きずりながら自力で歩いた跡がありました。 「あんたはこんなになってまで3mも歩いたの?」 この仔が心残り無いように飛び散った内臓をかき集めて 自然に還しましたが、こういうときはいつも やり場のない怒りと悲しみで体中が震えます。 この仔もまた…人間の犯した罪の結果です。 バカと言われても良い… だけど、ひき逃げした人間… その人間もまた私達と同じ人間なんです…。 だから…同じ人間が手を差し伸べる事は自然な事だと思います。 この仔の名前は…6日に来たので「ロック」♂です。 保護家ではなく、自宅で保護する事になりました。 今日は余裕が無くて写真を撮り忘れました(^^ゞ ケージの中で気持ち良さそうに爆睡してたので 明日写真を掲載したいと思います<(_ _)> http://xxinunekoxx.miyachan.cc/ ↑こちらのブログもお気に入りに追加して下ると助かります↑ 全国でも、保護活動している個人活動家の方、 愛護団体さんが沢山いらっしゃいます。 全国で頑張っている皆さんのブログ等を通して、 是非多くの方に現状を知って頂ければ…と思います。 ↓ブログ村ランキング↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月07日 01時19分21秒
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