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カテゴリ:宮崎中央犬管理所
今週判定を受けた子達… この子は、新しい飼い主さんが決まりました。 人間に対して恐怖心を持っていた子でしたが、 職員さんがこの子の心を開いて下さったんです! 「飼い主さんもとても優しい方で、室内犬になるそうですよ」 職員さんが嬉しそうにご報告下さいました。 この子達は、無事、判定に合格しましたが、 当面は、この子達のケアをしていきたいからと、 管理所にそのまま置くことになりました。 私が東京出張で、宮崎を離れている間… この子達に大きな変化がありました。 子犬のようにやんちゃで、吠えがあったこの子は、 数日の間にすっかり落ち着いてました。 吠える事も、興奮しすぎる事もありません。 どうやってわずか数日で? 職員さんに聞くと、 「甘えてきたときに、無視しないで抱きしめるんです。 好きなだけこの子を受け入れるんですよ。 躾のマニュアルと逆方式です(笑)」 そのことによって、この子には不安がなくなりました。 自分の存在を認めてもらえた事、 自分の気持ちを理解してもらえた事、 やっと…安心できたんですね。 そして、ラブ系のこの子も・・・ 尻尾を振りながらも、警戒心を隠せなかったのに、 やっと、本当の自分を出せるようになりました。 知らない人が来ても、もう警戒心はありません。 今まで我慢してきた分を、取り戻すかのように、 すっかり甘えん坊に豹変していました。 この二頭は、管理所内にて新しい飼い主さんとの出会いを 待っています。 この子は、判定に落ちたので、レスキューしました。 直ぐに病院に連れて行ったのですが、 目も耳も…体中がボロボロでした。 皮膚は、マラセチアかアトピーとの事でした。 本来ならば…予算の事もあり、 レスキューした子みんなに精密検査までは出来ませんが、 この子に関しては、その必要があると判断し、 全ての検査をお願いしました。 何度も何度もお産をした身体でした。 避妊手術をしない事、それが「自然」だと頑なに拒否し、 産まれては棄てる…を繰り返している人間もいます。 この子はそんな飼い主のもとに居たのでしょうか… 卵巣に大きな腫瘍を抱えていました。 高齢のため、手術に耐えられるか怖かったのですが、 今日、手術を選択しました。 それで良かったのか…わかりませんが、 今、病院から「無事に終わりました」の電話が入り、 やっと、ブログを集中して書けているところです! 宮崎市保健所に居たこの子は、 右後脚脱臼、皮膚も剥げていました。 半身麻痺ですが、神経が少し残っている事もあり、 もしかしたら麻痺も治るかもしれないとの事でした。 保護期限も切れ、どこにも行く場所がなく… そんな中でも、この子は自分の「生」を信じ、 いいえ、それが当たり前の事なんだと、 麻痺した下半身を引きずりながら、 ずっと笑顔でした…。 命名「ほたる」 皮膚の完治までまだまだ時間はかかりそうですが、 必ず、完治する日はきます。 いつか必ず歩き出すと信じ、スタッフに協力してもらいながら、 リハビリもスタートさせました。 必ず、譲渡できる日が来ると信じてます! いつか書かなきゃ・・・ そう思いながら、4ヶ月経過してしまいました。 イベントの開催と半身不随猫部屋増築を、 クラウドファンディングで呼びかけた時期… 昨年の10月半ばから、「いのちのはうす保護家」の 運営資金は、底をつき始めました。 クラウドファンディングは、 全国皆様のお力により、無事に実現する事となりましたが、 その一方では、いのちのはうす保護家の運営費は、 赤字が増え続けておりました。 2月6日の今現在、50万円の赤字となりました。 ※収支報告 http://xxinunekoxx.web.fc2.com/onegai.html なんとか埋めていこうと、 10月から自分なりに、動いてきましたが、 今回の検査や手術等の費用で、大きな額がかかってしまい、 今回ばかりは、もう私の力では無理だと感じました。 お願い事ばかりで本当に心苦しく、 申し訳ないのですが、今、保護家に居る子達、 管理所や保健所に抑留される子達… 守っていくためのお力を、どうかお貸し下さい。 このような支援金の呼びかけで、本当に申し訳ございません。 真実をそのままご報告とさせて頂きました。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
山下 由美 090-4484-5165 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月06日 16時35分46秒
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