動物たちの未来のために

2016/02/17(水)21:54

明日10時まで…

宮崎中央犬管理所(563)

この子は、先週の「判定」で職員さんが延長をして下さった仔です。オス 推定3~4歳位 推定15キロ位 この子は多分、放し飼いにされてた仔だと思います。敷地内で放し飼いにされていたのかもしれませんが…そんな毎日は「自由」だったでしょう…今まで楽しかったでしょう…伸び伸びと生きてきたこの子は…今、檻の中に居ます。 自由に生きてきたこの子には、「リード」の意味が、よく理解できません。人間のペースで歩く意味が、よく理解できません。抑留期間中、「人間と歩く」ことを、職員さんがこの子に教えて下さり、この子は少しずつ覚えていこうとしていました。 この子なりに、理解しようと頑張っている時期でした。 ですが・・・ ここは「管理所」。 更にもう一週間延長…という事がとても厳しい状態です。 人間が大好きすぎて、淋しくて吠える事が多々ありますが、犬に対しては、私が知る限りでは、うまくやっていけるタイプの仔だと感じました。明日(18日)判定を受けるのは、この子一頭だけです。 先日のブログでもご報告しましたが、保護家の運営費は、赤字のまま動いております。保護家には、60匹の犬猫が居ます。今の私が優先しなきゃいけないのはこの状況の中、この子達をどう守っていくか… 「とりあえずレスキューして、飼い主を探せ」と、いうご批判もありますが、「とりあえずレスキューして、飼い主を探している」犬猫が、保護家には60匹なんです。ごめんなさい…私の中で「とりあえず」はありません…。一度手を差し伸べたら、その子が「いのち」あるまで、その子が保護家を卒業するまでが、「責任」なんです。この子たった一頭・・・たった一頭なのかもしれません。でも、今の私には、そのたった一頭も救えない。 目の前のこの子を救う力すら残っていない… 運営費が赤字続きでも、夜~明け方までは時間があるから、仕事に就いて、少しでも赤字を埋めていこうと思ってた。 体力と時間はどうにでもなると思ってた。今の「保護」を縮小さえしていけば、それでなんとかなると思ってた。乗り切れると思ってた。この子に会う瞬間までは・・・ 保護の縮小って、制限かけるって、ストップをかけるって、 こういう事なんだと・・・。 檻越しにこの子に触れた。両手で頬を包み込んだ。 足が震え、立つ事が出来なくなり、その場にしゃがみこんだ。卑怯だけど、私は泣いた。泣きたいのは私ではない…この仔なのに、この子のはずなのに、この子は何も疑いを持っていない。「なぜ泣いてるの?なぜ悲しいの?なぜ目を反らすの?」「なぜ?」「なぜ?」・・・不思議そうにする感情が、この仔から伝わってきた。  「ごめんね」そう泣くのはきっと違う・・・だって、この子はまだ生きているから。だって、この子はまだ殺処分と決まったわけではないから。もう諦めてしまっている事は、この子にとって失礼な事なのかもしれない。 頭では分かっているのに… もし、この子を・・・と、考えて下さる方、 会の携帯まで、必ずご本人様よりお問い合わせ下さい。 直接ご自身で引き出す方以外は、 絶対に、管理所や保健所にはお電話されないで下さい。 090 4484 5165 担当・藤井 出れない時間帯もありますので、 その際には、ショートメールをお願い致します。 折り返しお電話致します。私に出来る限りのサポートはさせてください。   先日のブログで、 温かいメッセージや 支援金のお振込み、 本当にありがとうございました。 ご支援くださった皆様、 いつもご支援くださる皆様には、 いつもいつも助けられてばかりで、 どうご恩をお返しして良いのか分かりません。 本当にありがとうございます。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美  郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ 〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581       山下 由美 090-4484-5165※mail hogoya777☆yahoo.co.jp ☆を@に変えて下さい にほんブログ村  

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