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テーマ:動物愛護(608)
カテゴリ:保護・啓発・活動日誌
プードル多頭飼育崩壊は、ブリーダーではありませんでした。 個人で飼っていた6頭のプードルから始まったようでした。 2005年、宮崎市のある地区で、大きな台風被害がありました。 1階に完全に水が押し寄せ、床上浸水。 飼主は、プードル6頭と一緒に2階に避難したそうです。 2階には、6畳一部屋しかありませんでした。 この部屋で、不妊去勢手術をしていない6頭から、 繁殖が始まったのです…。 一時期は、80頭まで増えたそうです。 今回、レスキューした43頭、なぜみんな高齢なのか とても不思議だったのですが、その謎も解けました。 若いプードルや譲渡できそうなプードルは、 某動物病院の先生が、40頭レスキューして それぞれの子達に新しい飼主さんを見つけて下さっていたのです。 きっと、不妊去勢手術の話もされたと思いますが、 その前に、心臓の悪い子達の治療や薬代等、 飼い主は先生の善意を裏切り、約200万円ふみたおしたのです。
台所のテーブルの上には、 数年前のワクチン接種証明書が置いてありました。 その証明書の写真は、 綺麗にトリミングされた姿で写っていました…。 飼い主は、お手伝いさんも雇える程の経済力があったようです。 それがどう今になったのかは分かりませんが… 部屋には、無造作に置かれた沢山の表彰状、 おそらくお孫さんの写真、 娘さんが着てたであろう服や靴、 壁に書かれた娘さんの楽しそうな落書き… いつからどう変わったのか、家族が楽しく住んでいたはずの家は、 床も壁も全て、「犬屋敷」仕様に変わっていました。 とても一般家庭の家ではありませんでした。 群れは相性で三つに分けられ、 繁殖を止めようとしていたのでしょうか、 サークルの子と、フリーの子で分かれていました。 確かに、汚いし臭いし現場は凄い状態でしたが、 多頭飼育崩壊の中では、まだ綺麗な方だったと思いました。 サークルの床には、一枚一枚バスタオルが敷かれ、 バスタオルが動かないよう、床板にクリップで留めてたり、 サークルの回りをタオルで囲ってたり… 汚れた感じでは、数日前に変えたんだろうな…と思いました。 最初は、普通の愛犬家、プードル好きの家族が、 一体いつから、こんなに変わっていったのでしょうね… 食べさせるだけ食べさせ、 この子は、プードルで10キロありました。 太りすぎて、自分の足で歩く事も出来ません。 そんな身勝手な飼主の犠牲になるのはいつも 罪のないこの子達… あなた達にとって、飼主が一番だったでしょうに… 信じてた人から、ある日突然置いてけぼりにされ、 ずっと待っていたのでしょう… これから、本当の幸せってどんな事なのか、 保護家を卒業した時に、生まれて初めて 経験していくのでしょうね… この子達は、国富町にある「いのちのはうす保護家」に居ます。 飼い主さん希望、保護主さん希望、の方のみ ご案内をさせて頂いておりますが、 9/19、9/20の二日間は、手が足りないため、 お休みとさせて頂きます。 クラウドファンディングご協力お願いします NextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを! https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxx いのちのはうす保護家」 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年09月18日 05時28分26秒
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