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カテゴリ:宮崎中央犬管理所
ひまわりが亡くなって、もう6年になりました。 今日、11/27は、ひまわりの命日です。 ひまわりの事は、下記の記事に書きましたが、 検索で辿り着くのでしょうか、 この時の記事は、今でも多くの方が閲覧下さっています。 ![]() ひまわりがきっかけで、 「ひまわりの家」(3/31閉鎖)が出来ました。 ![]() 「ひまわりの家」で満足してはいけない… まだ終わってはいけない… 次の道に進むべきか悩んでいたときに、 背中を押してくれたのもひまわりでした。 ![]() 裸一貫となり、ゼロからの再出発「いのちのはうす保護家」 電気も水もない、この更地での2年間の経験は、 私にとって財産となりました。 ![]() ひまわりが、命を懸けて守ろうとした「命」とは…? 同じ母親として、自分に置き換えて考えようとしても、 どうしても答えが出てきませんでした。 嘘や綺麗事を書きたくなかったので、 当時出版した本の中でも、こう書き記しました。 ![]() 同じ母親としてふと考えさせられました。 「私は、他人の子でも同じように育てられるだろうか。 深く愛せるだろうか」 ・・・・と。 でも、今は違う! おこがましいかもしれないけど、 ひまわりのあの時、 命を懸けて守り抜こうとしたあの時の気持ちを、 10年後にやっと、理解できるようになったのです。 この先の真実を伝える事は、 もっと先だと思っていましたが…実は、 顔面麻痺から復帰した数日後、過呼吸で倒れました。 藤井副代表が、泣きながら私の口に酸素缶をあててくれました。 「ゆみさん…ゆみさん…」 何度も私の名前を呼びながら泣いていました…。 酸素缶を持つ藤井副代表の手が震えていました。 瞬時に、藤井副代表を不安にさせてはいけないと思い、 「保護家に酸素缶があって良かったね。 老犬ホスピスの犬達に命救われたわ~(笑)」 私は、笑いました。 気を失ったのか睡魔なのか分かりませんが、 「大丈夫やからね、少し仮眠取るからね」 藤井副代表にそう言った後の記憶はありませんでした。 そのとき初めて気付きました。 有志である藤井副代表の事を、 私はこんなに大事に思ってたんだ…と、 自分の本当の心を覗き見ることが出来ました。 ![]() 長い時間、今後の事を医師と話したのですが、 「私が保護家を辞める時は、私が死ぬときなんです」 という言葉が、私の口から出てきたときに、 真っ先にひまわりの姿が目に浮かびました。 ![]() 保護家に居る子達は、私にとって我が子と同じ存在。 藤井副代表はじめ、ここに集まる仲間達も、 家族同然の大事な人たち。 「母親とは何なのか、どうあるべきなのか…」 10年前に出せなかった答えが、 自分が倒れたとき、ハッキリと出せたのです。 保護家の犬猫人間、 命を懸けて守り抜きたい。 そう思ったから、私は保護家に居ます。 居続けます。 ![]() ひまわりは、私にとって過去ではないと感じました。 ![]() 今も、私の人生の中で、 多くの事を教えてくれる先生、 大切な存在なんだと…。 ![]() きっとまた、職員さんの元に帰ってくる… そんな気がしてなりません。 ![]() いのちのはうす保護家」 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月27日 00時37分08秒
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