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カテゴリ:みやざき動物愛護センター
隔離室には、「エン」と「エナリ」だけでなく、 先日レスキューした8匹の子犬達の母も居ました。 母犬は、大きなお腹を抱え、 11月15日に愛護センターに収容され、 翌日、檻の中で出産しました。 お産から13日後… センター職員が母犬の異変に気付き、 病院に運んでくれましたが、 母犬は、レプトスピラに感染していました。 瀕死の状態で、点滴で命を繋いでいました。 骨と皮になりながらも、 必死に感染症と戦っている母犬に 私は、背を向けました…。 感染症の母犬をレスキューするという事が、 どんなに危険な事なのか分かっていたから…。 私自身、免疫力が落ちている事を分かってたので、 自分が感染する可能性、 スタッフに感染させる可能性、 保護家の子達に感染させる可能性、 レプトスピラの母犬をレスキューするという事は、 あまりにリスクが高すぎる…。 無理だと判断し、背を向けたのです。 だけど・・・ 母犬があのまま隔離室で死んでしまったら、 私自身が後悔するだろうと思いました。 「かわいそう」という感情ではなく、 最期は尊厳のある最期をと、 一緒に戦っていきたいと、 そういう気持ちでした。 だから… 母犬をレスキューしました。 よくこの状態で生きてたねと、 獣医師さんは驚いていました。 そして、ここまで頑張ってきたことに 敬意…という言葉以外、何も見つかりません。 検査の結果、レプトスピラはピークを越えたとの事。 色んな合併症を引き起こした事が原因で、 瀕死の状態が続いているのでしょう…と。 母犬は、とても危険な状態だったので、 緊急入院となりました。 生きれる確率は… とても低いとの事でした。 私の事務部屋を潰すことにしました。 ここで母犬と一緒に、 病気と戦っていこうと決めました。 お母ちゃん・・・ 準備して待ってるからね。 あなたが孤独な中で必死になって産んだ 8匹の子犬達も、待ってるからね。 奇跡が起きますように・・・ いのちのはうす保護家」 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月08日 18時24分53秒
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