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テーマ:猫カフェに行ってきました(41)
カテゴリ:保護・啓発・活動日誌
なぜ『ハンデのある保護猫カフェ』が必要だと感じたのか? 一人でも多くの方に現状を伝えていきたい! ハンデのある子にも、譲渡の道を広げていきたい! いつまでも皆さんの善意に甘えるだけではいけない! この三つが大きかったのだと思います。 私達は、譲渡の際には、その子の歴史をお伝えしています。 「かわいそうだった」ではなく、 その子がここに来るまで、どれだけ頑張った仔なのか… その子が乗り越えてきた過去を知る事で、 その子が何を求めて、何を怖がり、何を嫌がるのか… 生きてきた過去を知る事は、 とても大事だと感じているからです。 ただ、矛盾しているかもしれませんが、 「かわいそう」という事を前面に出して行くのは嫌なのです。 今、決してかわいそうではない子達。 その事もお伝えしていきたいと思いました。 暗いお部屋から・・・ 明るく陽の当たるお部屋に移動出来た 猫エイズの子達、体にハンデのある子達。 私達の説明や、この子達から感じるものが、 これまでと変われたような気がします。 そう確信できたのは・・・ 猫エイズの「かおり」と「さくたろう」の 譲渡が決まった事でした。 かおりは、某保健所から酷い扱いでした。 この中に、数日間も閉じ込められたまま、 殺処分を待っていたのです。 某管理所に犬をレスキューに行った際に、 奥の方からたまたま猫の声が聞こえて、 急遽レスキューしたのが「かおり」でした。 そんなかおりが保護家に来て1年8ヶ月… やっと幸せを掴むことが出来ました。 そして・・・小さな体で、 手術と治療を頑張ってきた「ドン」。 保護家で半年間過ごし、 幸せを掴む第一歩へと! 昨日、トライアルスタートしました。 「いのちのはうす保護家」の猫部屋は、 『寄付型』の『保護猫カフェ』として、 ご来店頂いた際の寄付金(入店料)は、 猫達自身の医療費やご飯代に使わせて頂く形を取りました。 もちろん、分かっています。 宮崎市中心部から離れているデメリット、 カフェと言いながら、ペットボトル1本しか 出せない名ばかりのカフェだというデメリット、 ハンデのある猫を見るのが辛いと避けられるデメリット、 お客さんも、一日1一人でもあれば良い方だろうなって。 維持費、光熱費、食費、医療費、 全てが賄えるわけではないという事も分かっています。 それでも、自走型の保護施設に一歩でも 進める事が、私達にとっては大きいです。 施設にいる保護犬や保護猫に対して、 私は『同志』という目線で、この子達を見ています。 私とこの子達に、上下関係はありません。 「私も頑張るから、あんたたちも頑張ろうね。」 「あんたたちが頑張ってるから私も頑張るよ」 お互いが対等な関係性だと思っています。 『カフェ』を作り、訪問者を呼ぶまでが私の役目。 その後は自分達で頑張りなさいと、 保護猫達皆の背中を押すのみです。 なぜならば・・・ この子達には伝える力があるからです。 自分で幸せを選ぶ力もあるのです。 譲渡の際に、「この子と縁を感じたんです」 そう言って、飼主さんになってくださった方も 沢山いらっしゃるのですが、 その都度私は心の中でつぶやいていました。 「この子が貴女を選んだんですよ。 感じたのではなく、本当のご縁なんですよ」…と。 譲渡が決まった犬猫達を見送る際には、 いつもその子達を誉めます。 「一生懸命アピール出来たね! ちゃんと飼主さんに頑張りが伝わったね!すごいね! 」…と。 1月28日から『保護猫部屋』は 『寄付型保護猫カフェ』として生まれかわり、 私の同志でもある保護猫達が、自らの力で 医療費やご飯代を訪問者の皆さんから頂戴する形となります。 どうか、この子達の応援をよろしくお願い致します! カフェの詳細は、会ブログ「いのちのはうす保護家」より。 http://hogoya.miyachan.cc/e531611.html 厚かましいお願い事が続き、申し訳ございません。 システムトイレ用猫砂の在庫が切れてしまいました。 ご支援頂けると大変助かります。 主に下記のメーカーを使用しています。 掃除用に使用する「フェイスタオル」と、
老犬ホスピスで利用している「バスタオル」も 在庫が残り僅かとなってしまいました。 使用済みの物でも助かります。 もし、捨てようとしているフェイスタオルとバスタオルがあれば、 ご支援頂けないでしょうか… いのちのはうす保護家」 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月08日 17時05分46秒
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