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動物たちの未来のために

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2018年05月25日
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カテゴリ:猫ホスピス
​​​​Facebook​をされていない方も多いと思いますので、
Facebookにて記録し続けたものを
編集しながら掲載させて頂きました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

​​5/22​​

皮膚ガンの「うらら」は、
進行の早い皮膚ガンでした。

日に日に溶けていく皮膚・・。

気安めなのかどうなのか分からないけど、
毎日痛み止めの注射。





「うらら」が食べれなくなったときが、
決断の時だと覚悟してましたが・・・

とうとうその日が
やってきました。



​うららは、もう何も食べれません。

でも・・・

うららから感じるのは、
「生きたい!」
「生きてるんだよ!」

スタッフが点滴しながら、
ただ、見守るしか出来ない。
それがうららの望みならと。

息苦しいときは、口呼吸しながら
必死で生きている。



右眼球の奥に腫瘍も出てきた。
​進行があまりに早すぎる。​​
手で触らないよう
エリザベスカラーを考えたけど、
うららが不便さを感じないよう
自然な環境で、私達で管理していこうと決めました。

出血しないよう、傷めないよう、
消毒や拭くのは難しい。
皮膚がないから、少しの刺激ですごい出血するから。



私達が出来る事は、
うららが少しでも、快適に過ごせるよう
獣医師さんの手を借りる事。

うららの呼吸が楽になるよう、
酸素室の購入も考えてますが、
酸素室に入る事が、うららの望みなのか、
分からないのです。

誰かと添い寝することが、うららの幸せだから・・。



​​​​​うららには、もう時間がありません。
私が何気に過ごしてる1日、
いいえ、1時間、1分・・
この当たり前な時間の流れは、
うららにとっては、当たり前ではありません。
1分1秒、必死に生きようとしてる時間なんです。

うららは、生き延びる事ができません。
目の前には「死」しか残されていません。

ですが、最期の瞬間まで、
うららを尊重していきたいと思っていました。



この写真を撮った翌日、
私は東京出張の予定を入れていましたが、
出張前日、副代表に告げました。
​出張をキャンセルしたいと…​

「うららを置いて行く出張の意味は
どこにあるんやろか?
目の前の命をないがしろにしてまで行く事が
正しい選択だとは思えないから」

「それは由美さんの判断に任せる」

副代表は、その言葉の後、
一呼吸おいて私を叱りました。



「・・・ねぇ、ゆみさん!
動物愛護法の改正どうなるんだろうね?

由美さんは宮崎を代表して宮崎県の声を届けに、
国の声を聞きに行くんじゃなかったと?

法改正の署名、宮崎で2,650名集めたよね?
2.650人の声は?願いは?

目の前の命、うららは確かに大事!
でも、そのために私らがいるんじゃない?
私達の事を信用してないと?

あなたは、2,650人の想いを背負って行け!
『今』は私達が守る!​
『未来』は由美さんが守れ!」​



・・・私は、うららを置いて
東京出張を選びました。
(この件に関しては後日記事にて)

​​​​​
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

​​5/23​​​

最終便で宮崎に、保護家に戻ってきました。
猫ホスピスルームに入ったとたん、
うららが「おかえり」と言ってくれてるかのように、
何度も何度も鳴いて・・
声を出すのもかなり負担かかるだろうに( ; ; )
ありがとうね。


フラフラしながら、ひざの上に乗って来てくれました。

更に目の中が溶け始めてた・・
腐臭も強くなってきた・・

​~~~~~~~~~~~~~​​​~~~~~~~~~~~~~​​

​​5/23​​

眼球の奥にある腫瘍が破裂しました。
もう目を開く事すら出来ません。
嗅覚、視力、失ったうらら。​
耳は聞こえてる。
しっかり聞こえてる。
声にならない声で、話しかけてくる。
「楽になりたい」
「もう終わりたい」
うららから聞きたい。
うららから感じたい。

痛みから解放させたい。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

​5/24​​
​うららからは、最後まで
「楽になりたい」「終わらせたい」
という感情は伝わってきませんでした。
​​​​​​​
「人間の価値観を犬猫にあてはめない」

「その子が何を求めているか、
大事なのは尊重を尊厳する事」

その信念で、老犬ホスピス、猫ホスピスをつくりました。
その信念で、これまで沢山の子達を介護と看取りしてきました。



自分の思い込みや感情は必要ない。
立場上、自分を捨てなければいけない事も多々あります。
その子その子によって求めているもの、
介護の仕方なども違うので、
いつもそこには学びがありました。
うららもそうでした…。

「楽な方に導く事」それは、尊重から外れてしまう。

だけど…

今回だけは、私の中で「尊重」を捨てました。

うららの寝方、手の位置、足の位置、
痛み止めの注射も効かなくなっている事を知ったから…。



もう痛みから解放させてあげたいと…
うららが望んでいることではなかったけど、
「安楽死」を決断しました。

今、うららな一番必要なのは「安息」だと、
そう感じたから。

もう苦しみから終わろうね…
もう痛みなんて終わりにしようね…





安楽死決行の日、私は誰にも告げませんでした。

「いつ安楽死を決行するか分からんから、
今日が最後の日だと思いながら、
毎日うららと接してね。
後悔が少ないようにしてね」

スタッフにはそう伝えてきました。



でも、私は嘘が下手なようだ…。
なぜか、「今日だな」と、みんなにバレていました。



病院に向かう夕方、スタッフ達が、
うららに陽をあててあげようと、外に連れ出しました。

うららは、とてもご機嫌でした。

開かないはずの左目をパッチリと開けて周りを見渡しました。

うらら…緑色の綺麗な目をしてたんやね…。



病院に向かう40分という時間、
左手でうららの体に触れながら運転。

うららは、終始ご機嫌でした。

人の手が大好きやもんね。うららは…。



血管に針を入れる時、うららは抵抗しました。
タオルを咬んで怒りました。

「うらら、直ぐ終わるからね。
もう痛みがなくなるからね。
もうなんも頑張らんでいいとよ。
もう頑張りすぎたやん…もういいとよ…」

聞こえてるかもしれんと思って、
ずっと耳元で声をかけ続けました。



うららは眠りにつきました。

機械から聞こえてくるうららの心音。

少しずつ音のリズムが不安定になり…
うららは、19時33分、永眠しました。

とても安らかで眠っているかのような最期でした。
​​​



​​​​​​​​保護家に戻り、顔をきれいにしました。
やっと、顔に触れる事ができた…。



もう、痛くないよね?
もう、苦しくないよね?







​~あとがき~​



うららと過ごした時間は、凄く短かったと思う。
でも、うららが猫ホスピスで過ごした時間、
うららが猫ホスピスで感じてたもの、
一番強く伝わってきたものは・・・



「心地良い」という感情でした。



本当は、うららはまだ死にたくなかった。
本当は、うららが自分で最期を決めたかった。
私は、うららが望んでいる事を尊重しなかった。

でも、そこに後悔はありません。



そんなとき、古くからの有志に、
こう言われました。

「安楽死が尊厳死ではないかというと、
線引きがとても難しい。
尊厳て人によって取り方は違う。

死の崖っぷちに動物と一緒に立つ由美さんを見て思うのは、
その子たちに、気高い死を迎えて欲しいという想いを、
全力でその生に傾けているのだということ。
それが正に、尊厳死だと思う。

由美さんの手に託されているのは、
単なる命だけではないからね。
全力でその子に想いを傾けたときに、
出てきた判断だったんだろう。

うららには安息が必要だと、
心の底から思ったんだろうね。
安息もまた気高い最期だと思うよ」



その言葉に、なぜ私は老犬ホスピスを起ち上げたのか、
瀕死の猫達をレスキューするようになったのか、
もっと深い部分にあった答えに気付きました。

「辛さ、孤独、悲しみ、そんな思いを抱えたまま
ガス室で死なせたくない!」

​「尊厳のある最期を迎えさせたい!」​

そんな思いで老犬や瀕死の仔達をレスキュー始めたけど、

​「気高い最期」​

​「安息の最期」​

自分が最も大切にしてたものは、
この二つだったんだと、気付く事ができました。



時に、人間が決断する事も必要なんだと思ったけど、
​その決断の瞬間を、決して間違ってはいけない。​
早くてもダメ、遅くてもダメ、
見逃すなんてことは絶対ダメ!

そのためには、固定観念、先入観、自分の感情を、
一度捨てなければいけない。



だけど、自分の判断が間違っていなかったと、
ハッキリ断言はできない。

数時間後、数日後には、
うらら自身が決めた最期の時が
必ずあったのだろうから。

私が殺したことに間違いはない。
だけど・・・



その子には何が必要なのか、
自分に出来る事は何なのか、
五感、第六感、全てを集中させていきたいと思いました。






お願い事ばかりで申し訳ございません。

医療費のご支援を、呼びかけさせてください。
どうか、よろしくお願い致します…。
​​宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​



郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)

​​

いのちのはうす保護家」
お問合せ先は、
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最終更新日  2018年05月25日 23時06分14秒
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