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2018年10月02日
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カテゴリ:保護家の仔達
​​
クンクンは、前記事で書いた​ガンちゃん​と、
皮膚癌のさくらが亡くなった日に、​
保護家に来た子でした。
(さくらの事は、さくらの事を最期まで向き合った
預かりスタッフの気持ちが落ち着いたときに
あらためてご報告いたします。)

ガンちゃんとさくらの名前を一文字ずつもらって
​​​​​「クンクン」と命名しました。

看取る覚悟でレスキューした子…。

こんな小さな体で、生きようと必死でした。

低体温が続き、温めても温めても、
表面だけにしかいきませんでした。



絶対に一人で逝かせたくない!

フカフカなキャリーバッグで寝かせ、
肌身離さず、肩からかけていました。
クンクンとずっと一緒に居ました。



逝く瞬間、クンクンは声にならない声で、
合図を送ってくれました…

「マチコさん!クンクンがもう逝っちゃうよ!」
直ぐ近くに居たボランティアさんを呼びました!



マチコさんは、愛おしそうにクンクンを抱きかかえ、
ポロポロと涙を流しながら言いました。

「こんな事って…こんな小さな体なのに…
ねぇゆみさん…クンクンは何のために
産まれて来たんだろうね…」



ずっと、ずっと・・・
クンクンを優しく包みながら、
マチコさんがこう言いました。

「この年になるとさ・・・
悲しいとかじゃないんだよね。
苦しくて苦しくてたまらないんだよね…。
なんでこんな産まれたばかりの仔が、
これからの命が奪われなきゃいけないんだろうって。
悔しくて、胸が痛くて、苦しいよ…」

​​​​​


マチコさんの言葉は、私の胸にストン…と落ちました。





一緒に居れたのは、たったの二日間だったけど、
私の方が、クンクンに救われた時間でした。

喪失感しかなかったあの夜、
一晩中クンクンを温め続ける事で、
辛さや哀しみや悔しさから逃げる事が出来た…

だから・・・
私はクンクンに感謝しかない。
​「ありがとう」​



そして・・・

​守ってあげれなくてごめんね。​





クンクンと出会う前にレスキューしてた
半身麻痺の「エリカ」



半身麻痺の仔達は、皆が皆麻痺の仕方が違います。
エリカは、左脚が変形している麻痺で、
左脚がちょうど陰部に当たってしまう。



膀胱にあまりおしっこが溜まらずに、
チョビチョビおもらしするタイプの麻痺だったので、
日中はオムツを着けるようにしました。



オムツを着ける事で、左脚が陰部に当たらずに、
足を守れるからでしたが、
やはり、24時間ずっとオムツを着けるのは
不衛生なので、夜は外していたのですが…


予想通り、左脚の皮膚が傷むようになり、
そして、やんちゃなエリカは、
下半身が麻痺しているので、
無理な動きをしてしまい、
簡単に脱臼してしまうのです。
エリカ自身に痛みはないのですが、
今後の事を考えて、左脚を断脚すべきだと
判断したのです…。

​そして・・・
やっと真菌が完治したハーブ。



愛護センターで初めて会ったハーブは、
ヤサグレの半分入ったビビりさんでした。



ハーブは、後脚だけの麻痺なので、
圧迫排尿無しで、自分でトイレでちゃんと出来る子。



でも・・・

​麻痺している後脚を、自分で噛み切るんです。​



​指がありませんでした。​

​自分で噛み千切って食べていたんです。​



噛み千切らないよう、
包帯や通気性の良いサポーターを巻いてみるのですが、


やはり、自然に空気に触れる事をしないと、
どんどん皮膚も弱まっていきます。



スタッフが毎日脚を水で洗い流し、
包帯を巻き直すのですが、
完全な麻痺ではないので、ハーブにとって
この時間は、とても苦痛な時間…



包帯を外すと、直ぐに噛み千切りだすし…

エリカと同様、やはりハーブも断脚した方が、
ハーブにとって良いのかもしれないと、
​断脚手術に踏み切りました。​

まだまだ子猫のエリカとハーブ。
これからの長い猫生のため、
この子達が生きやすい方法を選択しました。

大手術になります。
​​エリカとハーブ、小さな体で頑張ります。​​

だから・・・

必ず、必ず、良縁を掴めるよう私達も
頑張らなきゃ…と、責任を背負っていきます。

​守れなかったクンクンの分まで・・・​



​​​※​エリカとハーブへのご支援、
ご協力をよろしくお願い致します…
​​​


(足長さん基金QRコード)


宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​

郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
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最終更新日  2018年10月02日 17時18分44秒
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